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Office ソリューションのインストールのカスタマイズ

Visual Studio によって作成される既定のセットアップ プログラムを使用する代わりに、Office ソリューション用のカスタム セットアップ プログラムを作成すると、Microsoft Office アプリケーションを開かずにソリューションをインストールできます。 このプロセスの一環として、Office ソリューション インストーラー ツール (VSTOInstaller.exe) を呼び出します。既定では、このツールは次の場所にインストールされます。

%commonprogramfiles%\microsoft shared\VSTO\10.0\VSTOInstaller.exe

また、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VSTO Runtime Setup\v4\InstallerPath レジストリ キーまたは HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\VSTO Runtime Setup\v4\InstallerPath レジストリ キーを使用して、VSTOInstaller.exe のパスを見つけることもできます。

対象: このトピックの情報は、Microsoft Office 2010 および 2007 Microsoft Office system のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。 詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。

VSTOInstaller.exe のパラメーター

次の表は、使用可能なパラメーターの説明です。

パラメーター

定義

/Install または /I

ソリューションをインストールします。 このオプションの後に配置マニフェストのパスを指定する必要があります。 ローカル コンピューター、UNC ファイル共有、HTTP/HTTPS Web サイトのいずれかのパスを指定できます。 ローカル パス (c:\foldername\publishfolder)、相対パス (publish\)、完全修飾位置 (\\servername\foldername または https://servername/foldername) のいずれでもかまいません。

/Uninstall または /U

ソリューションをアンインストールします。 このオプションの後に配置マニフェストのパスを指定する必要があります。 ローカル コンピューター、UNC ファイル共有、HTTP/HTTPS Web サイトのいずれかのパスを指定できます。 ローカル パス (c:\foldername\publishfolder)、相対パス (publish\)、完全修飾位置 (\\servername\foldername または https://servername/foldername) のいずれでもかまいません。

/Silent または /S

ユーザーに入力を要求したりメッセージを表示したりすることなくソリューションをインストールまたはアンインストールします。 信頼プロンプトが必要な場合は、カスタマイズのインストールまたは更新は実行されません。

/Help または /?

ヘルプ情報を表示します。

VSTOInstaller.exe が返すエラー コードの詳細については、「VSTOInstaller エラー コード」を参照してください。

参照

処理手順

方法: ClickOnce Office ソリューションをインストールする

参照

VSTOInstaller エラー コード

概念

配置の概要 (Visual Studio での Office 開発)

Office ソリューションの発行