CMDIFrameWndEx::EnableMDITabbedGroups
フレーム ウィンドウの MDI タブ付きグループ機能を有効または無効にします。
void EnableMDITabbedGroups(
BOOL bEnable,
const CMDITabInfo& params
);
パラメーター
[入力] bEnable
TRUE を指定すると、MDI タブ付きグループ機能は有効になります。FALSE を指定すると、MDI タブ付きグループ機能は無効になります。[入力] params
フレームワークによって、MDI クライアント領域で作成された子ウィンドウに適用されるパラメーターを指定します。
解説
このメソッドを使用して、MDI タブ付きグループ機能を有効または無効にします。 この機能を使用すると、MDI アプリケーションの子ウィンドウを、MDI クライアント領域内で垂直または水平方向に配置されるタブ付きウィンドウとして表示できます。 タブ付きウィンドウのグループは、分割線で区切られます。 ユーザーは、分割線を使用してタブ付きグループのサイズを変更できます。
次の操作を行うことができます。
個々のタブをグループ間でドラッグする。
個々のタブをウィンドウの端にドラッグして、新しいグループを作成する。
ショートカット メニューを使用して、タブを移動したり、新しいグループを作成したりする。
アプリケーションで、タブ付きウィンドウの現在のレイアウトや、現在開いているドキュメントを保存できます。
bEnable を FALSE に設定してこのメソッド呼び出すと、params は無視されます。
MDI タブ付きグループが既に有効になっている場合でも、このメソッドを再び呼び出して、子ウィンドウの設定を変更できます。 bEnable を TRUE に設定してメソッドを呼び出し、params パラメーターで指定された CMDITabInfo オブジェクトのメンバーを変更します。
MDI タブ付きグループの使用方法の詳細については、「MDI タブ付きグループ」を参照してください。
使用例
VisualStudioDemo サンプル:MFC Visual Studio アプリケーションで EnableMDITabbedGroups を使用する方法を次の例に示します。
CMDITabInfo mdiTabParams;
mdiTabParams.m_bTabCustomTooltips = TRUE;
if (bMDITabsVS2005Look)
{
mdiTabParams.m_style = CMFCTabCtrl::STYLE_3D_VS2005;
mdiTabParams.m_bDocumentMenu = TRUE;
}
else if (bOneNoteTabs)
{
mdiTabParams.m_style = CMFCTabCtrl::STYLE_3D_ONENOTE;
mdiTabParams.m_bAutoColor = bMDITabColors;
}
if (bActiveTabCloseButton)
{
mdiTabParams.m_bTabCloseButton = FALSE;
mdiTabParams.m_bActiveTabCloseButton = TRUE;
}
EnableMDITabbedGroups(TRUE, mdiTabParams);
必要条件
**ヘッダー:**afxMDIFrameWndEx.h