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作業項目の検索構文 (Team Web Access)

Team System Web Access の検索ボックスを使用して、作業項目を検索できます。 検索ボックスで、キーワードや語句を指定する、または変数やショートカット識別子を使用することで、作業項目を検索できます。 検索では、大文字と小文字は区別されません。

トピック目次:

  • キーワードと語句の指定

  • フィールドの指定

  • @Me マクロの使用

  • 検索演算子の使用

必要なアクセス許可

Team System Web Access で検索を実行するには、読み取りユーザー グループのメンバーであるか、[このノードの作業項目を表示します] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

キーワードと語句の指定

キーワードや語句を使用して作業項目の [タイトル] フィールドまたは [説明] フィールドの特定のテキストを検索するには、[検索] ボックスにキーワードを入力します。 各語句は引用符で囲む必要があります。

次の例では、[タイトル] フィールドまたは [説明] フィールドでキーワードや語句を検索する方法を示します。

  • "duplication" というキーワードを含むすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    Duplication

    "Getting Started" という語句を含むすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    "Getting Started"

    "Getting Started" という語句と "feature" というキーワードを含むすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    feature "Getting Started"

フィールドの指定

[タイトル] および [説明] 以外のフィールドも検索できます。 各語句は引用符で囲む必要があります。 作業項目のフィールド名を指定するには、次の例に示されているように、検索文字列を入力します。

  • アクティブな状態の作業項目をすべて検索するには、次の 2 つの検索文字列のいずれかを指定します。

    system.State=Active

    State=Active

  • アクティブな状態のバグ作業項目をすべて検索するには、次の文字列を入力します。

    State=Active WorkItemType=bug

  • チーム メンバーに割り当てられた作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    System.AssignedTo="<名> <姓>"

頻繁に使用するいくつかのフィールドの完全名の代わりに、次の表に示すようなショートカット識別子を使用できます。

ショートカット

フィールド

A

AssignedTo

C

CreatedBy

S

状態

T

WorkItemType

次の例では、2 つのショートカット識別子を使用する方法を示します。

  • すべての種類のアクティブな状態の作業項目をすべて検索するには、次の文字列を入力します。

    S=Active

  • アクティブな状態のバグ作業項目をすべて検索するには、次の文字列を入力します。

    S=Active T=bug

@Me マクロの使用

@Me マクロを使用して、自分に関連付けられている作業項目の検索文字列を指定できます。 @Me は、Team System Web Access での検索時、現在のユーザーのフル ネームに展開するマクロです。@Me マクロは、他のユーザーと共有できる検索を作成する際に特に役立ちます。また、このマクロを使用すると、自分自身のユーザー名を指定するときに入力する文字数を減らすことができるので、作業を簡略化できます。 次の例では、@Me マクロを使用して作業項目を検索する方法を示します。

  • 自分に割り当てられたすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    A=@me

  • 自分が作成したすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    C=@me

検索演算子の使用

3 つの検索演算子を使用して、次の表に示すような検索条件を指定できます。

演算子

説明

=

EQUALS 演算子です。 厳密に一致するテキストを検索する場合にこの演算子を使用します。

:

CONTAINS 演算子です。 部分的に一致するテキストを検索する場合にこの演算子を使用します。

-

NOT 演算子です。 特定のテキストを含む作業項目を除外する場合にこの演算子を使用します。 NOT 演算子は、フィールド名とのみ使用できます。

検索文字列の作成時に演算子を使用する方法の例を次に示します。

  • 自分自身に割り当てられているすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    A=@me

  • [作業分野] フィールドに "proj" というテキストが含まれているすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    Discipline:proj

    注意

    一部のフィールド ([履歴][説明] など) は、単語の部分テキスト検索をサポートしていません。 たとえば、[履歴] フィールドに "reproducible behavior" という語句が含まれている場合に "History:repro" を検索しても、作業項目は検出されません。 ただし、"History:reproducible" という完全な文字列を検索すると、作業項目は検出されます。

  • タイトルまたは説明に "triage" というキーワードを含んでいて、自分に割り当てられておらず、終了していないすべての作業項目を検索するには、次の文字列を入力します。

    triage -A=@me -S=Closed

  • タイトルに "bugbash" というキーワードが含まれていない、自分に割り当てられているアクティブなバグをすべて検索するには、次の文字列を入力します。

    S=Active W=bug A=@Me -Title:bugbash

参照

処理手順

クエリのフィルター条件の指定

概念

クエリ フィールド、演算子、値および変数

バグ、タスク、およびその他の作業項目の検索