ドキュメントでのコマンドの処理
ドキュメント クラスは、メニュー項目、ツール バー ボタン、またはアクセラレータ キーによって生成される特定のコマンドも処理します。 既定では、CDocument はシリアル化を利用して、[ファイル] メニューの [上書き保存] と [名前を付けて保存] を処理します。 データに影響を与えるほかのコマンドは、ドキュメントのメンバー関数でも処理できます。 たとえば Scribble プログラムでは、CScribDoc クラスで、ドキュメントに格納されているすべてのデータを削除する [編集] メニューの [すべてを削除] コマンドのハンドラーが提供されます。 ドキュメントにはメッセージ マップはありますが、ビューとは異なり、WM_COMMAND のメッセージまたは "コマンド" だけを処理でき、標準 Windows メッセージは処理できません。