方法: データベース コード分析の警告の抑制を解除する

データベース プロジェクトの Transact-SQL コードを分析するときに、現在の環境に適合しない警告を抑制できます。 詳細については、「方法: データベース コード分析の警告を抑制する」を参照してください。 環境が変化したときには、警告の抑制を解除できます。

警告を抑制すると、データベース プロジェクトの XML ファイルにエントリが作成されます。 この XML ファイルの名前は、StaticCodeAnalysis.SuppressMessages.xml です。 特定のファイルの特定の警告の抑制を解除するには、該当するエントリを XML ファイルから削除します。 XML ファイルを削除することで、データベース プロジェクトのすべての警告の抑制を解除することもできます。

データベース プロジェクトのコード分析の警告の抑制を解除するには

  1. データベース プロジェクトが含まれているソリューションを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラーで、StaticCodeAnalysis.SuppressMessages.xml をダブルクリックします。

    エディターでファイルが開き、次の例のように表示されます。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-16"?>
    <StaticCodeAnalysis version="1" xmlns="urn:Microsoft.VisualStudio.TeamSystem.Data.StaticCodeAnalysis">
      <SuppressedFile FilePath="Schema Objects\Programmability\Stored Procedures\dbo.Procedure1.proc.sql">
        <SuppressedRule Category="Microsoft.Design" RuleId="SR0008" />
      </SuppressedFile>
    </StaticCodeAnalysis>
    
  3. 警告の抑制を解除するファイルの SuppressedFile ノードを見つけます。

  4. 次のいずれかの操作を実行します。

    • そのファイルの警告の抑制を個別に解除するには、SuppressedRule の該当するノードを削除します。

    • そのファイルのすべての警告の抑制を解除するには、SuppressedRule ノードとそのすべての子ノードを削除します。

  5. [ファイル] メニューの [StaticCodeAnalysis.SuppressMessages.xml の保存] をクリックします。

    次回分析するときに、削除した各ノードに対応するコードに障害が含まれていると、警告が表示されます。

データベース プロジェクトのすべてのコード分析の警告の抑制を解除するには

  1. データベース プロジェクトが含まれているソリューションを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラーで、StaticCodeAnalysis.SuppressMessages.xml をクリックします。

  3. [編集] メニューの [削除] をクリックします。

    構成ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. XML ファイルを完全に削除する場合は [OK] をクリックします。データベース プロジェクトのコード分析の警告の抑制を継続する場合は [キャンセル] をクリックします。

参照

処理手順

方法: データベース コード分析の警告を抑制する

概念

データベース コードの分析によるコードの品質の向上