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ISchedulerProxy 構造体

スケジューラは、このインターフェイスを使用して同時実行ランタイムのリソース マネージャーと通信して、リソース割り当てをネゴシエートします。

struct ISchedulerProxy;

メンバー

パブリック メソッド

名前

説明

ISchedulerProxy::BindContext メソッド

実行コンテキストをスレッド プロキシに関連付けます (まだ関連付けられていない場合)。

ISchedulerProxy::CreateOversubscriber メソッド

既存の実行リソースに関連付けられているハードウェア スレッドに新しい仮想プロセッサ ルートを作成します。

ISchedulerProxy::RequestInitialVirtualProcessors メソッド

仮想プロセッサ ルートの最初の割り当てを要求します。 仮想プロセッサ ルート 1 つにつき、スケジューラの処理を実行するためのスレッドを 1 つ実行できます。

ISchedulerProxy::Shutdown メソッド

スケジューラの終了処理中であることをリソース マネージャーに通知します。 これにより、リソース マネージャーは、スケジューラに割り当てられたすべてのリソースを直ちに解放します。

ISchedulerProxy::SubscribeCurrentThread メソッド

現在のスレッドをリソース マネージャーに登録して、このスケジューラに関連付けます。

ISchedulerProxy::UnbindContext メソッド

pContext パラメーターで指定された実行コンテキストに対するスレッド プロキシの関連付けを解除し、それをスレッド プロキシ ファクトリの空きプールに返します。 このメソッドは、ISchedulerProxy::BindContext メソッドを通じて関連付けられ、さらに IThreadProxy::SwitchTo メソッドの呼び出しで pContext パラメーターとして渡されることにより開始されていない実行コンテキストでのみ、呼び出すことができます。

解説

リソース マネージャーは、IResourceManager::RegisterScheduler メソッドを使用して登録されたすべてのスケジューラに、ISchedulerProxy インターフェイスを渡します。

継承階層

ISchedulerProxy

必要条件

ヘッダー: concrtrm.h

名前空間: Concurrency

参照

参照

Concurrency 名前空間

IScheduler 構造体

IThreadProxy 構造体

IVirtualProcessorRoot 構造体

IResourceManager 構造体