COleClientItem::DoVerb
指定の DoVerb を実行します。
virtual BOOL DoVerb(
LONG nVerb,
CView* pView,
LPMSG lpMsg = NULL
);
パラメーター
nVerb
実行する動詞を指定します。 次のいずれかの値になります。値
説明
記号
– 0
主動詞
OLEIVERB_PRIMARY
– 1
副動詞
(なし)
– 1
編集用のアイテムを表示します。
OLEIVERB_SHOW
– 2
別のウィンドウでアイテムを編集します。
OLEIVERB_OPEN
– 3
アイテムを非表示にします。
OLEIVERB_HIDE
-1 は、一般的には他の動詞の別名です。 編集のオープンがサポートされていない場合は、–2 は –1 と同じ効果になります。 その他の値については、Windows SDK の「IOleObject::DoVerb」を参照してください。
pView
表示ウィンドウへのポインター。これは、埋め込み先編集の有効化でサーバーが使います。 コンテナー アプリケーションが埋め込み先編集の有効化をサポートしていない場合は、このパラメーターを NULL にします。lpMsg
アイテムがアクティブになる原因となったメッセージへのポインター。
戻り値
動詞の実行が正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
この関数は、動詞を実行するために、Activate メンバー関数を呼び出します。 この関数は例外がスローされると、例外をキャッチし、メッセージ ボックスを表示します。
主動詞が [編集] で、パラメーター nVerb に 0 が指定されると、サーバー アプリケーションが起動され、OLE アイテムが編集できるようになります。 コンテナー アプリケーションで埋め込み先編集の有効化がサポートされている場合、埋め込み先で編集を行うことができます。 コンテナー アプリケーションで埋め込み先編集の有効化がサポートされていない場合 (または、[開く] 動詞が指定される場合)、サーバーは別のウィンドウで起動し、編集もそのウィンドウで行われます。 一般的に、コンテナー アプリケーションのユーザーが OLE アイテムをダブルクリックしたときに、パラメーター nVerb の主動詞の値によって、ユーザーが実行できる操作が決まります。 ただし、サーバーで 1 つの操作しかサポートされていない場合は、パラメーター nVerb にどの値が指定されてもその操作が行われます。
必要条件
**ヘッダー:**afxole.h