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方法: サードパーティの Web ブラウザーを使用して操作の記録を再生する

操作の記録を作成したら、その記録が含まれているテストの実行中に再生できます。 操作の記録はステップを自動的に再生するため、テストを複数回実行する必要がある状況で役立ちます。 また、正しいテスト ステップに到達するまでテスト ステップを高速で実行してバグを検証することもできます。

注意

操作の記録を作成する方法については、「方法: 操作の記録を作成する」を参照してください。

操作の記録には、アプリケーションや Web サイトへのログインなど、テストの実行中にテスト ステップにより使用されるデータを含めることもできます。 操作の記録が終了したら、操作の記録が停止した位置でテストを手動で続行できます。

テストは、別のブラウザーを使用して再生することもできます。 このため、1 つのブラウザーでテストを記録し、別のブラウザーで操作の記録を使用して正しく動作していることを確認できます。

注意

記録と再生がサポートされるブラウザーの一覧については、「コード化された UI テストと操作の記録でサポートされている構成とプラットフォーム」を参照してください。 コード化された UI テストは、操作の記録と同じテクノロジが基になっています。

注意

Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2 をインストールすると、Windows Internet Explorer 7 以降のバージョンを使用して、Web サイトまたは Web ベースのアプリケーションでの UI 操作を記録し、Mozilla Firefox バージョン 3.5 または 3.6 を使用してテストを再生できます。 この Feature Pack をダウンロードするには、Visual Studio 2010 Ultimate、Visual Studio 2010 Premium、または Test Professional 2010 と、MSDN サブスクリプション、Microsoft BizSpark、または MSDN アカデミック アライアンスが必要です。 詳細については「Windows Internet Explorer を使用したテストの記録および Firefox を使用した再生」および「Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2」を参照してください。

別のブラウザーで操作の記録を再生する方法を次の手順で説明します。最初に、テストをテスト ランナーに読み込む方法を説明します。

別のブラウザーを使用した操作の記録の再生

操作の記録を再生するには、最初に、操作の記録が含まれているテストを Microsoft テスト マネージャー からテスト ランナーに読み込む必要があります。 詳細については、「方法: 操作の記録を作成する」を参照してください。

操作の記録が含まれているテストの読み込み

Microsoft テスト マネージャーを実行するテストの選択

テストをテスト ランナーに読み込むには

  1. Microsoft テスト マネージャーを開きます。

    注意

    Microsoft テスト マネージャーのウィンドウを表示するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。 [Microsoft Visual Studio 2010] をポイントし、[Microsoft Test Manager 2010] をクリックします。

  2. センター グループ スイッチャーの下向きの矢印をクリックし、[テスト センター] をクリックします。

  3. センター グループ メニュー バーで、[テスト] をクリックします。

  4. センター グループ メニュー バーの [テストの実行] がまだ選択されていない場合は、クリックします。

  5. 左ペインの [テストの実行] で、実行するテストが含まれているテスト計画、またはテスト計画の下に表示されているテスト スイートを選択します。

    右ペインに、選択したテスト スイートに含まれるテスト ケースが表示されます。

  6. 右ペインで、操作の記録が含まれるテスト ケースをクリックし、[実行] をクリックします。

    テスト ランナーが開きます。

    注意

    テストを実行するビルドの指定や、テスト計画でのテストの設定および環境設定のオーバーライドを行うには、[オプションを指定して実行] をクリックします。

別のブラウザーを使用して操作の記録を再生するには

  1. テストを Microsoft テスト マネージャーからテスト ランナーに読み込む際に、[操作の記録の作成] オプションをオンにして [テストの開始] を実行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 [操作の記録の作成] をオフのままにし、[テストの開始] をクリックします。

  2. ツール バーで、[再生] の横にある下向きの矢印をクリックし、[再生用ブラウザーの変更] を選択します。

    [再生用ブラウザーの変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [再生用ブラウザー] から、使用するブラウザーを選択します。

    注意

    再生がサポートされるブラウザーの一覧については、「コード化された UI テストと操作の記録でサポートされている構成とプラットフォーム」を参照してください。 コード化された UI テストは、操作の記録と同じテクノロジが基になっています。

  4. (省略可能) すべてのテストの操作の記録を常にこのブラウザーで再生する場合は、[この設定を保存して以降のすべての操作の記録に適用します] を選択します。

  5. [保存] をクリックします。

    選択したブラウザーがコンピューターで使用できる場合は、操作の記録が選択したブラウザーで再生されるようになります。

  6. 操作の記録をこのブラウザーで再生するには、[再生] の横にある下向きの矢印をクリックし、[すべて再生] を選択します。

    または

    再生するテストの特定のステップまたは複数のステップを選択し、ツール バーの [再生] をクリックします。

    操作の記録により [記録再生が進行中] ダイアログ ボックスにステップが表示され、記録中に実行したとおりにステップが再生されます。

    注意

    操作の記録は、実行する前に、ツール バーの [再生] から [プレビュー] を選択してプレビューできます。 詳細については、「方法: 操作手順をプレビューする」を参照してください。

    操作の記録の終了後は、この手動テストでのテストを続行できます。

参照

処理手順

方法: 操作の記録を作成する

方法: 操作手順をプレビューする

概念

手動テストの記録と再生