RibbonBase.LoadImage イベント
ImageName プロパティが 1 つ以上のコントロールに対して設定されている場合に、RibbonBase が読み込まれるときに発生します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Ribbon
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Common.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Common.v4.0.Utilities.dll 内)
構文
'宣言
Public Event LoadImage As RibbonLoadImageEventHandler
public event RibbonLoadImageEventHandler LoadImage
解説
LoadImage イベントにより、リボンのカスタマイズでイメージをキャッシュできます。これにより、パフォーマンスを向上させることができます。
既定では、イメージを含むタブをユーザーが表示するたびに、リボンにイメージが読み込まれます。 イメージは、イメージが表示されるコントロールのプロパティをプログラムで変更するたびに再度読み込まれます。
コントロールにイメージを割り当てるには、LoadImage イベントを使用します。 ユーザーがリボン上のタブを選択すると、Microsoft Office アプリケーションはキャッシュされたイメージを使用します。 実行時にコントロール プロパティを変更した場合、Microsoft Office アプリケーションでは、コントロールのイメージが再度読み込まれません。 そのため、パフォーマンスが若干向上する可能性があります。
コントロールのイメージをキャッシュするには、コントロールの ImageName プロパティを設定します。 LoadImage イベントは、少なくとも 1 つのコントロールの ImageName プロパティを設定しない限り発生しません。
例
次の例では、2 つの RibbonButton コントロールのイメージをキャッシュしています。
このコード例を実行するには、最初に次の手順を実行する必要があります。
[リボン (ビジュアル デザイナー)] を Office プロジェクトに追加します。
Visual Basic プロジェクトを使用している場合は、リボン コード ファイルの一番上に Imports Microsoft.Office.Tools.Ribbon ステートメントを追加します。
その後、生成されたリボン クラスでこのコードを実行できます。
Private Sub Ribbon1_LoadImage(sender As Object, e As RibbonLoadImageEventArgs)
Select Case e.ImageName
Case "Button1Image"
e.Image = My.Resources.Image1
Case "Button2Image"
e.Image = My.Resources.Image2
End Select
End Sub
private void Ribbon1_LoadImage(object sender, RibbonLoadImageEventArgs e)
{
switch (e.ImageName)
{
case "Button1Image":
e.Image = Properties.Resources.Image1;
break;
case "Button2Image":
e.Image = Properties.Resources.Image2;
break;
}
}
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