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方法: テスト ランナーを使用して調査用バグを送信する

探索的テストを実行してアプリケーション内のバグを検出する場合は、テスト ランナーから直接調査用バグを送信できます。 この方法で調査用バグを送信することによって、バグに含める操作の時間範囲を指定できます。 操作は操作ログに記録され、手動テスト ケースを作成するために使用できます。 詳細については、「方法: 記録された操作を使用してテスト ケースを作成する」を参照してください。

次の図に示すように、時間範囲を指定することで、バグに含まれる診断データ アダプターのデータの量を減らすことができます。 データ アダプターの構成方法の詳細については、「方法: テスト計画のテスト設定を作成する」を参照してください。

選択されたアクションに基づくバグの作成

ここでは、手動テストを実行するときに調査用バグを送信する方法について説明します。 手動テストを実行する前に、まず、手動テストを作成し、それをテスト スイートに追加する必要があります。 1 つまたは複数のステップを含む探索的テストを作成できます。 詳細については、「方法: 手動テスト ケースを作成する」および「テスト スイートを使用したテスト ケースの整理」を参照してください。

テスト ランナーを使用して調査用バグを送信するには

  1. テスト マネージャーで、テストの実行を開始します。 詳細については、「方法: 手動テストを実行する」を参照してください。

  2. テスト ケースを実行しているときに複数のテスト ステップがある場合は、必要に応じて、ステップを成功または失敗としてマークできます。

  3. アプリケーションのバグが見つかった場合は、そのバグが見つかったテスト ステップを失敗としてマークします。

  4. バグが発生したテスト ステップを選択します。次に、ツール バーの [バグの作成] の横のドロップダウン矢印をクリックします。

  5. [調査用バグの作成] をクリックします。

    注意

    調査用バグが特定のテスト ステップに関連しているか、調査用バグが特定のテスト ステップで見つかったか、またはテスト ステップが失敗したかどうかにかかわらず、テストの実行中にいつでも調査用バグを送信できます。

    [調査用バグの時間範囲] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. スライダーを [現在] 方向に動かして時間範囲を選択します。

    注意

    [現在] は、バグを作成するためにテストが一時停止されたときを示します。 スライダーを動かすと、下にあるタイマーの表示が、テストが一時停止された時点から始まる時間範囲から、一時停止前の時間範囲に変化します。

    このボックスに表示された時間は、一時停止を除く操作およびイベントが発生した時刻を示します。

  7. [範囲を使用してバグを作成] をクリックします。

    [新しいバグ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  8. 指定した範囲の操作ログを表示するには、[再現手順] パネルに表示されているいずれかの操作ログ ファイル名をクリックします。

  9. 指定した時間範囲のイベント ログを表示するには、[再現手順] パネルに表示されているイベント ログ ファイルをクリックします。

  10. バグを保存するには、次の手順に従います。

    1. [タイトル] ボックスに適切なタイトルを入力します。

    2. [履歴] で、バグに特有のコメントを追加します。

    3. (省略可能) 自動的に追加されたテスト ステップおよび詳細な操作を確認する場合は、[詳細] タブをクリックします。

    4. (省略可能) 入力データ、予期された結果と実際の結果、コメント、および特定のテスト ステップに追加された添付ファイルを確認する場合は、バグを追加したテスト ステップを見つけます。

      注意

      必要に応じて、これらのテスト ステップ、予期された結果、およびコメントを編集できます。

    5. (省略可能) テストに使用したコンピューターについて自動的に追加されたシステム情報を確認する場合は、[システム情報] タブをクリックします。

    6. (省略可能) テスト結果の添付ファイルを確認するために、[すべてのリンク] タブをクリックします。 これには、診断トレース データが含まれます。 詳細については、「方法: 診断トレース データと共にバグを送信する」を参照してください。

    7. (省略可能) 優先度を更新する場合は、[優先度] の横にある下向き矢印をクリックします。

    8. (省略可能) 重要度を更新する場合は、[重要度] の横にある下向き矢印をクリックします。

    9. [保存] をクリックします。

      注意

      解決したバグを再テストするために使用できる新しい手動テスト ケースを作成する方法については、「方法: バグに記録された操作を使用してテスト ケースを作成する」を参照してください。

  11. バグを閉じるには、[閉じる] をクリックします。

  12. テストを再開するには、[再開] をクリックします。

参照

処理手順

方法: 手動テストを実行する

方法: Microsoft テスト マネージャーを使用してバグを送信する

方法: テストの実行中にスクリーン ショットをキャプチャする

方法: テストの実行中にファイルを添付する

方法: バグに記録された操作を使用してテスト ケースを作成する