ModelBusEnabledTextTransformation クラス

テキスト テンプレートのコードで Visual Studio ModelBus にアクセスするには、テンプレートの template ディレクティブの inherits 属性でこのクラスを指定し、hostspecific 属性を true に設定します。 テンプレート コードで、SModelBus サービスおよび SComponentModel サービスを取得できます。

継承階層

System.Object
  Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.TextTransformation
    Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.VSHost.ModelingTextTransformation
      Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.Modeling.ModelBusEnabledTextTransformation

名前空間:  Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.Modeling
アセンブリ:  Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.Modeling.10.0 (Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.Modeling.10.0.dll 内)

構文

'宣言
Public MustInherit Class ModelBusEnabledTextTransformation _
    Inherits ModelingTextTransformation

public abstract class ModelBusEnabledTextTransformation : ModelingTextTransformation

public ref class ModelBusEnabledTextTransformation abstract : public ModelingTextTransformation

[<AbstractClass>]
type ModelBusEnabledTextTransformation =  
    class
        inherit ModelingTextTransformation
    end

public abstract class ModelBusEnabledTextTransformation extends ModelingTextTransformation

ModelBusEnabledTextTransformation 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

コンストラクター

	名前	説明
	ModelBusEnabledTextTransformation

このページのトップへ

プロパティ

	名前	説明
	CurrentIndent	生成されたテキスト出力の各行の先頭に付加された現在のインデント テキストを取得します。 (TextTransformation から継承されます。)
	Errors	インフラストラクチャ。 テキスト テンプレート変換プロセスのエラー コレクションを取得します。 (TextTransformation から継承されます。)
	GenerationEnvironment	生成されたテキスト出力をアセンブルするためにテキスト テンプレートの変換プロセスによって使用されている文字列を取得または設定します。 (TextTransformation から継承されます。)
	ModelBus	この基本クラスが提供する Visual Studio ModelBus サービスを取得します。
	ServiceProvider	Visual Studio ModelBus が含まれるサービス プロバイダーを返します。ホストからのサービス プロバイダーを使用しません。 (ModelingTextTransformation.ServiceProvider をオーバーライドします。)
	Session	(ModelingTextTransformation から継承されます。)
	SkipValidation	true の場合、ValidateStore() は検証を実行せずに false を返します。既定値は false です。 (ModelingTextTransformation から継承されます。)
	Store	モデリング ストアを取得します。 (ModelingTextTransformation から継承されます。)

このページのトップへ

メソッド

	名前	説明
	AddDomainModel	ストアに読み込まれるドメイン モデルの型を追加します。Initialize() を呼び出す前に各ドメイン モデルについてこのメソッドを呼び出します。 (ModelingTextTransformation から継承されます。)
	ClearIndent	CurrentIndent を空の文字列にリセットします。 (TextTransformation から継承されます。)
	Dispose()	TextTransformation によって使用されているすべてのリソースを解放します。 (TextTransformation から継承されます。)
	Dispose(Boolean)	(ModelingTextTransformation から継承されます。)
	Equals	指定した Object が、現在の Object と等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	Error	テキスト テンプレートの変換プロセス中に発生したエラーに関する情報を格納する新しいエラーを作成します。 (TextTransformation から継承されます。)
	Finalize	ガベージ コレクターにより収集される前に、Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。ガベージ コレクターによって呼び出されます。 (TextTransformation から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	Initialize	AddModel() で指定されたモデルを読み込んで、テンプレートを処理できるようにホストを準備します。 (ModelingTextTransformation から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)
	OnSessionChanged	最後に記憶したセッションと同じでないセッションが提供されるたびに呼び出されます。静的モジュール インスタンスを消去して、読み取るモデル ファイルの新しいスナップショットを準備します。 (ModelingTextTransformation.OnSessionChanged(ITextTemplatingSession, ITextTemplatingSession) をオーバーライドします。)
	PopIndent	最後に追加されたテキストを CurrentIndent から削除します。 (TextTransformation から継承されます。)
	PushIndent	生成されたテキスト出力の各行の先頭に付加されたテキストを CurrentIndent に追加します。 (TextTransformation から継承されます。)
	ReportError	ModelBus エラーからテキスト テンプレート エラーに変換します。カテゴリ値に応じて、this.Error または this.Warning を呼び出します。
	ToString	現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。)
	TransformText	派生クラスでオーバーライドされた場合に、変換のテキスト出力を生成します。 (TextTransformation から継承されます。)
	ValidateStore	指定された検証カテゴリを使用してストアを検証します。エラーがあった場合は true を返します。 (ModelingTextTransformation から継承されます。)
	Warning	テキスト テンプレートの変換プロセス中に発生したエラーに関する情報を格納する新しい警告を生成します。 (TextTransformation から継承されます。)
	Write(String)	指定した文字列のコピーを、生成されたテキスト出力の末尾に追加します。 (TextTransformation から継承されます。)
	Write(String, array<Object[])	0 個以上の書式指定を含む書式付き文字列を、生成されたテキスト出力の末尾に追加します。各書式指定は、対応するオブジェクト引数の文字列形式に置換されます。 (TextTransformation から継承されます。)
	WriteLine(String)	指定した文字列のコピーと既定の行終端記号を、生成されたテキスト出力の末尾に追加します。 (TextTransformation から継承されます。)
	WriteLine(String, array<Object[])	0 個以上の書式指定を含む書式指定文字列と既定の行終端記号を、生成されたテキスト出力の末尾に追加します。各書式指定は、対応するオブジェクト引数の文字列形式に置換されます。 (TextTransformation から継承されます。)

このページのトップへ

解説

このテキスト変換をでテンプレートを使用するには、template ディレクティブで hostspecific 属性を true に設定する必要があります。

例

<#@ template debug="false" hostspecific="true" language="C#" inherits="Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.Modeling.ModelBusEnabledTextTransformation" #>
<#@ assembly name="Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.Modeling.10.0.dll" #>
<#@ assembly name="Microsoft.VisualStudio.Modeling.Sdk.Integration.10.0.dll" #>
<#@ import namespace="Microsoft.VisualStudio.Modeling.Integration" #>
<#@ output extension=".txt" #>
<# IModelBus modelbus = this.ServiceProvider.GetService(typeof(SModelBus)) as IModelBus; 
...
#>

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

参照

Microsoft.VisualStudio.TextTemplating.Modeling 名前空間