/langversion (C# コンパイラ オプション)
コンパイラが、選択された C# の言語仕様に含まれている構文のみを受け入れるようにします。
/langversion:option
引数
option
有効な値は、次のとおりです。オプション
説明
default
コンパイラは、すべての有効な言語構文を受け入れます。
ISO-1
コンパイラは、ISO/IEC 23270:2003 C# の言語仕様に含まれている構文のみを受け入れます。
ISO-2
コンパイラは、ISO/IEC 23270:2006 C# の言語仕様に含まれている構文のみを受け入れます。 この仕様は ISO Web サイトから入手できます。
3
コンパイラは、バージョン 3.0 の C# 言語仕様 に含まれている構文のみを受け入れます。
解説
C# アプリケーションによって参照されるメタデータは、/langversion コンパイラ オプションの影響を受けません。
C# コンパイラの各バージョンには言語仕様の拡張機能が含まれているため、/langversion は、コンパイラの以前のバージョンと同等の機能を提供しません。
どの /langversion 設定を使用する場合でも、.exe や .dll を作成するには、共通言語ランタイムの現在のバージョンを使用します。 ただし、/langversion:ISO-1 に従って動作するフレンド アセンブリと /moduleassemblyname (C# コンパイラ オプション) は例外です。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ] ページを開きます。
[ビルド] プロパティ ページをクリックします。
[詳細] をクリックします。
[言語バージョン] プロパティを変更します。
このコンパイラ オプションをプログラムで設定する方法については、「LanguageVersion」を参照してください。