方法: サーバー エクスプローラーを使用してオブジェクトにステップ インする
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次の手順は、Visual Studio サーバー エクスプローラーを使用してデータベース オブジェクトにステップ インすることでデバッグを開始する方法を示します。Transact-SQL デバッグのこの方法は、ダイレクト データベース デバッグと呼ばれます。必要であれば、Visual Studio を使用してプロジェクト外で行うこともできます。ストアド プロシージャとユーザー定義関数 (UDF) にステップ インすることができます。その他のオブジェクトをデバッグするには、ストアド プロシージャまたは UDF から参照するか、トリガーであれば起動して、プロシージャまたは関数にステップ インすることで、デバッグを開始する必要があります。
サーバー エクスプローラーを使用してオブジェクトにステップ インするには
サーバー エクスプローラーで、まだであればデータベースへの接続を確立します。詳細については、「方法: サーバー エクスプローラーを使用してデータベースに接続する」を参照してください。
サーバー エクスプローラーで、データベース ノードと適切なフォルダーを開いて、デバッグ対象のオブジェクトの名前を見つけます。オブジェクトのファイル名をダブルクリックして、コードを Transact-SQL エディターに読み込みます。
オブジェクト名を右クリックして、ショートカット メニューの [<オブジェクト型> にステップ イン] をクリックし、デバッガーでオブジェクトにステップ インします。メモ : オブジェクトがトリガーである場合、直接ステップ インすることはできません。そのトリガーを起動できるストアド プロシージャにステップ インする必要があります。
オブジェクトにパラメーターが必要な場合には、ダイアログ ボックスに、各パラメーターの行を含むテーブルが表示されます。テーブルの各行には、パラメーター名の列およびパラメーター値の列があります。各パラメーターの値を入力して、[OK] をクリックします。
オブジェクトのコードが表示されます。左側にある灰色の余白部に黄色の矢印が表示されますが、これは、実行されるステートメントを示します。この命令ポインターは、オブジェクトのコードの最初の実行可能行に表示されます。
以上で、使い慣れたデバッガー機能の大半を使用できるようになりました。詳細については、「[ローカル] ウィンドウと [ウォッチ] ウィンドウを使用した Transact-SQL オブジェクトのデバッグ」および「デバッガーのコマンドと機能に関する制約」を参照してください。
引き続きデバッグを行うには、[デバッグ] メニューの [続行] をクリックします。コードが、次のブレークポイントまで実行されます。