VCCodeBase インターフェイス
親オブジェクトの基本クラス リストへのアクセスを提供するオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("70E0D733-29FD-4B33-9FD5-8C686DCD1DCB")> _
Public Interface VCCodeBase
[GuidAttribute("70E0D733-29FD-4B33-9FD5-8C686DCD1DCB")]
public interface VCCodeBase
[GuidAttribute(L"70E0D733-29FD-4B33-9FD5-8C686DCD1DCB")]
public interface class VCCodeBase
[<GuidAttribute("70E0D733-29FD-4B33-9FD5-8C686DCD1DCB")>]
type VCCodeBase = interface end
public interface VCCodeBase
VCCodeBase 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | この項目のアクセス属性を設定または取得します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
Class | 親オブジェクトの基本クラスまたは基本クラスの宣言を取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel を取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DeclarationText | 親オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DisplayName | 親オブジェクトの完全な名前を取得します。 | |
DTE | トップレベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるテキスト ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | 親オブジェクトの終了点を返します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを返します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender のリストを取得します。 | |
File | この VCCodeBase が含まれるファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を取得します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素が大文字、小文字を区別するかどうかを取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | コード要素が、属性またはマクロの展開によって挿入されたかどうかを取得します。 | |
IsReadOnly | 親オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを取得します。 | |
IsVirtual | 親オブジェクトが仮想かどうかを設定または取得します。 | |
IsZombie | VCCodeBase オブジェクトが存在するかどうかを取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を返します。 | |
Language | コード モデル オブジェクトの場合は、コードの作成に使用されているプログラミング言語を返します。 | |
Location | 親オブジェクトの宣言の位置を返します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project を取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem を取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | 親オブジェクトの開始点を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを返します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを返します。 | |
IsSelf | 指定されたコード要素が親コード要素と同一かどうかを判断します。 |
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解説
親オブジェクトの基本クラスのリストを表すコード要素が存在する場合は、VCCodeBase オブジェクトを使用すると、そのコード要素にアクセスできます。 このオブジェクトによって、親オブジェクトの基本クラスを取得できます。
注意
これは、実際の基本クラスのコード要素を表しません。 単に、親オブジェクトの基本クラス名を表します。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、現在のプロジェクトの各クラスに対する基本クラスを表示します。
Sub GetBases()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcClass As VCCodeClass
Dim vcBase As VCCodeBase
Dim i As Integer
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
For Each vcClass In vcCM.Classes
For i = 1 To vcClass.Bases.Count
vcBase = vcClass.Bases.Item(1)
MsgBox(vcClass.Name + " derives from " + vcBase.Name)
Next
Next
End Sub