VCCodeElement インターフェイス
ソース ファイル内の任意のコード要素へのアクセスを提供するオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("8F6D4796-F6CF-4FBF-A542-EA6082EF658A")> _
Public Interface VCCodeElement
[GuidAttribute("8F6D4796-F6CF-4FBF-A542-EA6082EF658A")]
public interface VCCodeElement
[GuidAttribute(L"8F6D4796-F6CF-4FBF-A542-EA6082EF658A")]
public interface class VCCodeElement
[<GuidAttribute("8F6D4796-F6CF-4FBF-A542-EA6082EF658A")>]
type VCCodeElement = interface end
public interface VCCodeElement
VCCodeElement 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Attributes | 親オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DisplayName | VCCodeElement オブジェクトの表示名を取得します。 | |
DTE | トップレベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | VCCodeElement オブジェクトの終了点を返します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを返します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender のリストを取得します。 | |
File | この VCCodeElement オブジェクトに関連付けられたファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を説明します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsReadOnly | VCCodeElement オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsZombie | VCCodeElement オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | 親オブジェクトの宣言の位置を取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | 親オブジェクトの開始点を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定したコード要素が他のコード要素と同じかどうかを確認します。 |
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解説
VCCodeElement オブジェクトは、既存の Visual C++ 統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) ソリューションにコード要素レベルでコード モデル機能を提供します。 主にこのオブジェクトは、ソース ファイル内でアクセスできるコード要素 (クラス宣言、識別子、関数定義など) を検索および変更するために使用します。
注意
このオブジェクトが持つ機能の大部分は、Visual Studio の CodeElement オブジェクトによって提供されます。 詳細については、CodeElement オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例では、新しく追加したクラスを VCCodeElement オブジェクトに割り当てます。
Sub GetVCCodeElement()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcCodeElement As VCCodeElement
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
vcCodeElement = vcCM.AddClass("MyClass", "MyClass.h")
End Sub