VCCodeInterface インターフェイス
標準的な .idl インターフェイス、dispinterface コード要素、またはソリューションのソース コード内の (__interface キーワードで修正される) コード要素のいずれかを表すオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("A572B53D-74FB-4395-89AC-B6E662BF0A64")> _
Public Interface VCCodeInterface
[GuidAttribute("A572B53D-74FB-4395-89AC-B6E662BF0A64")]
public interface VCCodeInterface
[GuidAttribute(L"A572B53D-74FB-4395-89AC-B6E662BF0A64")]
public interface class VCCodeInterface
[<GuidAttribute("A572B53D-74FB-4395-89AC-B6E662BF0A64")>]
type VCCodeInterface = interface end
public interface VCCodeInterface
VCCodeInterface 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | この項目のアクセス属性を取得または設定します。 | |
Attributes | オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
Bases | この項目が派生するクラスのコレクションを取得します。 | |
BodyText | オブジェクトの本体のテキストを取得または設定します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DeclarationText | オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DerivedTypes | このオブジェクトから派生したオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
DisplayName | オブジェクトの完全な名前を取得します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得または設定します。 | |
DTE | トップレベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | オブジェクトの終了点を取得します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを取得します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender のリストを取得します。 | |
File | オブジェクトが宣言されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
Functions | オブジェクトの関数のコレクションを取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を取得します。 | |
IsCaseSensitive | 現在の言語が大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsDerivedFrom | オブジェクトが他のオブジェクトをベースにしているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsManaged | マネージ オブジェクトかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsReadOnly | オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsZombie | オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | オブジェクトの宣言の位置を取得します。 | |
Members | この要素に含まれている項目のコレクションを取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespace | 名前空間を定義するオブジェクトを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | オブジェクトの開始点を取得します。 | |
Variables | オブジェクトの変数のコレクションを取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddBase | 継承したオブジェクトのリストに項目を追加します。 | |
AddFunction | 新しい関数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddProperty | 新しいプロパティ コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddVariable | 新しい変数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定したコード要素が他のコード要素と同じかどうかを確認します。 | |
RemoveBase | ベースのリストからオブジェクトを削除します。 | |
RemoveMember | メンバー コード構成を削除します。 | |
ValidateMember | 指定された名前が、親オブジェクトのコンテキスト内で指定されている種類に適した有効な C++ の名前かどうかを検証します。 |
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解説
VCCodeInterface オブジェクトは、インターフェイス コード要素を表します。 主にこのオブジェクトは、既存のインターフェイスの要素を取得または変更するために使用します。
注意
このオブジェクトが持つ機能の大部分は、Visual Studio の CodeInterface オブジェクトによって提供されます。 詳細については、CodeInterface オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例では、現在のソリューションに含まれる最初の VCCodeInterface オブジェクトを取得し、メッセージ ボックスに表示します。 ここでは、インターフェイスを持つプロジェクトが開いているものと仮定します。
[Visual Basic]
Sub GetFirstInterface()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcInterface As VCCodeInterface
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
vcInterface = vcCM.Interfaces.Item(1)
MsgBox(vcInterface.DisplayName)
End Sub