VCCodeProperty インターフェイス
プロパティ コード要素 (__property キーワードで宣言) を表すオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("E3E6AAF4-5DD0-4401-A9EE-AF435C7543EF")> _
Public Interface VCCodeProperty
[GuidAttribute("E3E6AAF4-5DD0-4401-A9EE-AF435C7543EF")]
public interface VCCodeProperty
[GuidAttribute(L"E3E6AAF4-5DD0-4401-A9EE-AF435C7543EF")]
public interface class VCCodeProperty
[<GuidAttribute("E3E6AAF4-5DD0-4401-A9EE-AF435C7543EF")>]
type VCCodeProperty = interface end
public interface VCCodeProperty
VCCodeProperty 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | 項目のアクセス属性を定義します。 | |
Attributes | オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコードに含まれているオブジェクトを含むコレクションを返します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DeclarationText | オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DisplayName | この出力グループのユーザー インターフェイスに使用されている名前を取得または設定します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得または設定します。 | |
DTE | トップレベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | オブジェクトの終了点を返します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを返します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を返します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender のリストを返します。 | |
File | このオブジェクトが定義されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
Functions | 親オブジェクトの関数のコレクションを取得します。 | |
Getter | プロパティを返すコードを定義するオブジェクトを取得または設定します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を説明します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素が大文字、小文字を区別するかどうかを判断します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | コード要素が、属性またはマクロの展開によって挿入されたかどうかを取得します。 | |
IsReadOnly | オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsShared | IsShared フラグがプロパティに設定されているかどうかを設定または取得します。 | |
IsTrivial | プロパティの重要性が低いかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsVirtual | プロパティが仮想かどうかを設定または取得します。 | |
IsZombie | オブジェクトが存在しているかどうかを確認します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を返します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | オブジェクトの宣言の位置を返します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespace | 名前空間を定義するオブジェクトを取得します。 | |
Parameters | このアイテムのパラメーターのコレクションを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
Prototype | このオブジェクトのスタブの定義を保持する文字列を返します。 | |
Setter | プロパティを設定するコードを定義するオブジェクトを取得または設定します。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | オブジェクトの開始点を取得します。 | |
Type | プログラムで使用する型を表すオブジェクトを取得または設定します。 | |
TypeString | 型の文字列形式を使用して、オブジェクトの型を取得または設定します。 |
このページのトップへ
メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定したコード要素が他のコード要素と同じかどうかを確認します。 |
このページのトップへ
解説
VCCodeProperty オブジェクトは、ソース ファイル内のプロパティ コード要素を表します。このオブジェクトを使用して、特定のプロパティ コード要素に関する情報にアクセスできます。
注意
このオブジェクトの機能の大部分は、Visual Studio の CodeProperty オブジェクトによって提供されます。 詳細については、CodeProperty オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、最初のクラスのプロパティをすべて取得し、イベント名をメッセージ ボックスに表示します。
Sub GetProperties()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcClass As VCCodeClass
Dim vcProperty as VCCodeProperty
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
vcClass = vcCM.Classes.Item(1)
For Each vcProperty in vcClass.Properties
MsgBox(vcProperty.DisplayName)
Next
End Sub