保留中の変更

Team Foundation バージョン管理のファイルまたは名前空間のリビジョンは、その変更がチェックインされるまで、ローカル ワークスペースに保存されます。 このような変更は "保留中の変更" と呼ばれます。 [チェックイン] ウィンドウと [保留中の変更] ウィンドウで、保留中の変更を確認および管理できます。

保留中の変更の種類

ここでは、チェックインできる保留中の変更の種類について説明します。

追加

Team Foundation バージョン管理に追加するファイルは、保留中の追加の変更として扱われます。

編集

ファイルをチェックアウトしてワークスペースで変更する場合、Team Foundation はそのファイルを書き込み可能にし、編集の変更をワークスペースの保留中の変更一覧に追加します。

ロールバック

tf rollback コマンドを使用して、項目に対する 1 つまたは複数の変更セットの影響を除去できます。 このコマンドの実行後、保留中の変更にロールバックが追加されます。 Visual Studio 2010 コマンド プロンプトで「tf rollback /?」と入力すると、rollback コマンドの詳細が表示されます。

削除

Team Foundation バージョン管理でファイルを削除すると、削除がチェックインされるまでファイルはサーバーに保存されます。 詳細については、「バージョン管理からのファイルおよびフォルダーの削除」を参照してください。

削除取り消し

ファイルの削除を取り消し、削除取り消しの変更をチェックインすると、チェックイン プロセス中にサーバーからファイルが復元されます。 詳細については、「Undelete コマンド」を参照してください。

名前の変更 (ファイルの移動を含む)

ファイルの名前を変更したり、ファイルを移動したりすると、ローカル ディスク上では、ファイル名の変更や移動が行われますが、名前の変更をチェックインするまで、変更はサーバーに反映されません。 詳細については、「バージョン管理されているファイルおよびフォルダーの移動、名前の変更、および削除」を参照してください。

分岐

分岐を分岐すると、サーバー上で直ちにその変更が実行されます。保留中の変更は生成されません。 ただし、フォルダーを分岐すると、分岐の変更がチェックインされるまで、分岐操作はコミットされません。 詳細については、「フォルダーおよびファイルの分岐」を参照してください。

種類

ファイルのエンコーディングを変更すると、種類の変更をチェックインするまで、この操作はコミットされません。 詳細については、「バージョン管理ファイルのエンコーディングの設定」を参照してください。

参照

処理手順

ワークスペース内にあるすべての保留中の変更の表示および管理

他のワークスペースに含まれる保留中の変更の表示

概念

[チェックイン] ウィンドウと [保留中の変更] ウィンドウの使用

ワークスペースの作成とチーム プロジェクトの操作