バージョン管理からのファイルおよびフォルダーの削除

サーバーのファイルおよびフォルダーは、ソース管理エクスプローラー、ソリューション エクスプローラー、またはコマンド ラインを使用して削除できます。 詳細については、「Delete コマンド (Team Foundation バージョン管理)」を参照するか、このトピックの手順に従います。

コマンド ラインからの項目の削除

Delete は、変更を保留するコマンドの 1 つで、サーバーに対して削除を指定する項目をスケジュールして、ワークスペースからのチェックイン操作の完了を保留にします。

変更を保留するコマンドを実行するには、現在のディレクトリがワークスペースに追加され、それによってサーバーに割り当てられている必要があります。 現在のディレクトリをワークスペースに追加する方法の詳細については、「ワークスペースの作業フォルダーの追加または削除」または「Workfold コマンド」を参照してください。

ソリューションおよびプロジェクトをサーバーに追加する方法については、「バージョン管理へのファイルの追加」を参照してください。

必要なアクセス許可

これらの手順を実行するには、[チェックアウト] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

ソース管理エクスプローラーからサーバーに対してファイルまたはフォルダーの削除をマークするには

  1. ソース管理エクスプローラーが開いていない場合は、[表示] メニューの [その他のウィンドウ] をクリックし、[ソース管理エクスプローラー] をクリックします。

  2. ソース管理エクスプローラーで、チーム プロジェクト、および削除するフォルダーまたはファイルを探します。

  3. 右ペインで、ファイルまたはフォルダーを右クリックし、[削除] をクリックします。

    ソース管理エクスプローラーに戻ります。[保留中の変更] 列で、ファイルまたはフォルダーが削除対象としてマークされています。

    他のファイルが依存関係を持っているファイルを削除する場合、その依存ファイルも削除対象としてマークされます。 たとえば、フォーム ファイルを削除する場合、コードおよびリソース ファイルも削除対象としてマークされます。

    保留中の変更をチェックインすると、ファイルは Team Foundation バージョン管理から削除されます。 詳細については、「保留中の変更のチェックイン」を参照してください。

    注意

    ファイルが存在するフォルダーを削除する場合は、そのファイルも削除対象としてマークされます。

ソリューション エクスプローラーからサーバーに対してファイルまたはフォルダーの削除をマークするには

  1. ソリューション エクスプローラーが開いていない場合は、[表示] メニューの [ソリューション エクスプローラー] をクリックします。

  2. ソリューション エクスプローラーで、削除するチーム フォルダーまたはファイルを探します。

  3. フォルダーを右クリックし、[削除] をクリックします。 "<file name> は完全に削除されます" というメッセージと共に、確認のダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [OK] をクリックします。 ソリューション エクスプローラーで、項目が表示されなくなります。

  5. ソース管理エクスプローラーが開いていない場合は、[表示] メニューの [その他のウィンドウ] をクリックし、[ソース管理エクスプローラー] をクリックします。

  6. ソース管理エクスプローラーの [保留中の変更] 列で、ソリューション エクスプローラーで削除したファイルおよびフォルダーが削除対象としてマークされていることを確認します。

    他のファイルが依存関係を持っているファイルを削除する場合、その依存ファイルも削除対象としてマークされます。 たとえば、フォーム ファイルを削除する場合、コードおよびリソース ファイルも削除対象としてマークされます。

    保留中の変更をチェックインすると、ファイルは Team Foundation バージョン管理から削除されます。 詳細については、「保留中の変更のチェックイン」を参照してください。

    注意

    ファイルが存在するフォルダーを削除する場合は、そのファイルも削除対象としてマークされます。

コマンド ラインから項目を削除するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][Microsoft Visual Studio 2008][Visual Studio ツール] の順にポイントし、[Visual Studio 2008 コマンド プロンプト] をクリックして Visual Studio 2008 コマンド プロンプトを開きます。

    これで、Visual Studio 2008 ツールを使用できるコマンド プロンプト環境が設定されます。

  2. 削除する項目が置かれている、マップされたフォルダーに移動します。

    「tf delete <ファイルまたはフォルダーの名前>」と入力します。保留中の変更をチェックインすると、ファイルは Team Foundation バージョン管理から削除されます。 詳細については、「Checkin コマンド」を参照してください。

参照

処理手順

プロジェクトおよびソリューションのバインドおよびバインドの解除

参照

Delete コマンド (Team Foundation バージョン管理)