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方法: 新しいロード テスト ウィザードでロード パターンを作成する

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

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ロード パターンは、ロード テスト中にアクティブな仮想ユーザーの数と、新しいユーザーが追加される割合を指定します。

注意

仮想ユーザー ライセンス パックを購入していない場合、ロード テストの仮想ユーザーは 250 ユーザーに制限されます。 詳細については、「ロード テストのためのテスト コントローラーおよびテスト エージェントの構成」を参照してください。

1 つのロード テストに複数のロード パターンを用意する機能を使用して、テストの目的を達成することができます。 ロード テストではシナリオごとにロード パターンを指定する必要があります。

新しいロード テスト ウィザードを使用してロード テストを作成するときに、次の 2 種類の擬似ロードを選択できます。

持続: ロード テスト中に変化しないユーザー ロードを指定するには、持続ロード パターンを使用します。 たとえば、Web アプリケーションでスモーク テストを実行する場合、軽い、10 ユーザーの持続したロードを設定します。

ステップ: 定義された最大ユーザー ロードまで、時間と共に増加するユーザー ロードを指定するには、ステップ ロード パターンを使用します。 ステップ ロードの場合、[初期のユーザー カウント][最大ユーザー カウント][ステップ継続時間 (秒)]、および [ユーザー カウントのステップ] を指定します。

たとえば、[初期のユーザー カウント] に 1、[最大ユーザー カウント] に 100、[ステップ継続時間 (秒)] に 10、[ユーザー カウントのステップ] に 1 を設定したステップ ロードの場合、1 で開始し、100 ユーザーに達するまで、10 秒ごとに 1 ずつ増えるユーザー ロード パターンが作成されます。

また、ロード テスト エディターを使用してロード テストを作成した後に、ゴール志向のシナリオを構成できます。

ゴール志向ロード パターンは、ステップ パターンに似ていますが、ユーザー ロードを定期的に調整するのではなく、パフォーマンス カウンターのしきい値に基づいてユーザー ロードを調整します。 ゴール志向のロードは、さまざまな目的で役立ちます。

  • エージェントからの出力を最大化する。エージェントの出力を最大化するために、エージェントの主要な制限メトリックを測定します。 通常は CPU ですが、 メモリの場合もあります。

  • 対象のサーバーで、通常は CPU が対象のリソース レベルに到達したときに、そのレベルでのスループットを計測する。 これにより、サーバーのリソース利用状況を一定のレベルに保った状態で、スループットの実行ごとの比較を行うことができます。

  • サーバーで対象のスループット レベルに到達する。

ゴール志向の擬似ロードを使用するようにロード テストを構成する方法の詳細については、「方法: ロード パターンを変更する」を参照してください。

ロード パターンの詳細については、「ロード パターンを編集して仮想ユーザー アクティビティをモデル化」を参照してください。

新しいロード テスト ウィザードでのロード パターンの選択

ロード テストを作成するときは、新しいロード テスト ウィザードでロード テストの設定を指定します。 詳細については、「方法: 新しいロード テスト ウィザードを使用して新しいロード テストを作成する」を参照してください。

新しいロード テスト ウィザードでロード パターンを指定するには

  1. 新しいロード テスト ウィザード[ロード パターン] ページで、[持続ロード] または [ステップ ロード] を選択します。

    注意

    ゴール志向シミュレーション オプションは、ロード テストが作成された後でロード テスト エディターからのみ使用できます。

  2. 選択したパターンの種類に応じて、使用できる設定を調整します。 たとえば、ステップ ロード パターンでは、[ユーザー カウントの開始] や [最大ユーザー カウント] を設定します。

  3. ロード パターンを選択したら、[次へ] をクリックして、新しいロード テスト ウィザードの [テスト ミックス モデル] ページに進みます。

シナリオのロード パターンは、ロード テスト エディターを使用して後で変更できます。 詳細については、「方法: ロード パターンを変更する」を参照してください。

参照

処理手順

方法: 新しいロード テスト ウィザードを使用して新しいロード テストを作成する

その他の技術情報

ロード パターンを編集して仮想ユーザー アクティビティをモデル化

新しいロード テスト ウィザードを使用したロード テストの作成

ロード テストのチュートリアル