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新しいロード テスト ウィザードを使用したロード テストの作成

ロード テストの作成には新しいロード テスト ウィザードを使用します。 新しいロード テスト ウィザードでは、ロード テストに対して次の設定を指定します。

注意

新しいロード テスト ウィザードを使用して構成したロード テストの初期設定を後で編集するときは、ロード テスト エディターを使用します。 詳細については、「ロード テスト エディターを使用したロード テスト シナリオの編集」を参照してください。

  • ロード テストの初期シナリオ: シナリオを含むロード テスト。Web パフォーマンス テストおよび単体テストが含まれます。 シナリオは、ロード パターン、テスト ミックス モデル、テスト ミックス、ネットワーク ミックス、および Web ブラウザー ミックスを指定するロード テスト内のコンテナーです。 シナリオは、複雑で現実的な作業負荷のシミュレートを可能にするテストの特性を構成するうえで、柔軟性を提供するため重要です。 ロード テスト シナリオの作成方法と構成方法については、次のセクションの手順 2.0. ~ 2.5. を参照してください。

    ロード テストの追加シナリオの作成と構成は、新しいロード テスト ウィザードが完了してから行います。 詳細については、「既存のロード テスト用の追加シナリオの作成」を参照してください。

    ロード テスト エディターを使用して変更できるロード テスト シナリオ プロパティの一覧については、「ロード テスト シナリオのプロパティ」を参照してください。

  • **ロード テストのコンピューターとカウンター セット: **カウンター セットとは、ロード テスト時に状況を監視するのに役立つ一連のシステム パフォーマンス カウンターです。 カウンター セットは、たとえば ASP.NET カウンター セット、SQL カウンター セットなど、テクノロジ単位に整理されています。 ロード テストを作成するとき、ロード テストに含めるコンピューターとそのカウンター セットを指定します。

    注意

    ロード テストを複数のリモート コンピューターに分散する場合、コントローラーとエージェント カウンターが、コントローラーとエージェント カウンター セットに割り当てられます。 ロード テストでリモート コンピューターを使用する方法の詳細については、「テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの分散」を参照してください。

    ロード テストにコンピューターとカウンター セットを指定する方法については、次のセクションの手順 3. で説明します。

  • ロード テストの初期実行設定: 実行設定は、ロード テストの実行方法に影響を与えるプロパティのセットです。

    1 つのロード テストに複数の実行設定を使用できます。 ロード テストの実行では、アクティブな実行設定は 1 つだけです。 その他の実行設定は、後続のテスト実行で使用するための代替設定をすばやく選択するために使用できます。 初期実行設定は新しいロード テスト ウィザードを使用して作成しますが、それについては次のセクションの手順 4. で説明します。 追加の実行設定はロード テスト エディターで後で作成して変更できます。 詳細については、「ロード テストの実行設定の構成」を参照してください。

    ロード テスト エディターを使用して変更できる実行設定プロパティの一覧については、「ロード テストの実行設定のプロパティ」を参照してください。

新しいロード テスト ウィザードの使用手順

手順

関連するトピック

手順 1. - 新しいロード テスト ウィザードを実行する: 新しいロード テストの作成では最初に新しいロード テスト ウィザードを実行します。[ようこそ] 画面がロード テストの作成方法に関する情報と共に表示されます。

手順 2.0. - 新しいロード テストの初期シナリオを作成する: この手順では、ロード テストに関連付ける初期シナリオを作成して名前を付けます。 シナリオは、ロード パターン、テスト ミックス、ブラウザー ミックス、およびネットワーク ミックスを指定するロード テスト内のコンテナーです。 シナリオは、複雑で現実的な作業負荷のシミュレートを可能にするテストの特性を構成するうえで、柔軟性を提供するため重要です。

さらに、手順 2. ではシナリオの待ち時間の初期設定を指定します。 待ち時間は、ロード テストに含まれているテストの手順間におけるユーザーの待機をシミュレートします。

1 つのロード テスト シナリオに複数のシナリオを含めることができます。 追加のシナリオは新しいロード テスト ウィザードの手順が完了してから、ロード テスト エディターを使用してロード テストに追加します。

詳細については、「既存のロード テスト用の追加シナリオの作成」を参照してください。

手順 2.1. - 新しいロード テスト シナリオに初期ロード パターンを指定する: この手順では、手順 2.0. で作成した新しいシナリオにロード パターンの初期設定を構成できます。 ロード パターン プロパティは、ロード テスト中に、シミュレートされたユーザー ロードを調整する方法を指定します。

手順 2.2. - 新しいロード テスト シナリオにテスト ミックス モデルを指定する: この手順では、手順 2.0. で作成したロード テスト シナリオの初期テスト ミックス モデルを構成します。 ロード テスト ミックス モデリング オプションを構成して、ロード テストの対象となる Web サイトまたはアプリケーションの実際の使用状況をより正確に予測します。

手順 2.3. - 新しいロード テスト シナリオにテスト ミックスを指定する: この手順では、手順 2.0. で作成したロード テスト シナリオの初期テスト ミックスを構成します。 テスト ミックスは、ロード テスト シナリオに含める Web パフォーマンス テストと単体テストを定義します。

手順 2.4. - 新しいロード テスト シナリオにネットワーク ミックスを指定する: この手順では、手順 2.0. で作成したロード テスト シナリオの初期ネットワーク ミックスを構成します。 ロード テスト シナリオには 1 つまたは複数の種類のネットワーク エミュレーションを追加できます。

手順 2.5. - 新しいロード テスト シナリオにブラウザー ミックスを指定する: この手順では、手順 2.0. で作成したロード テスト シナリオの Web ブラウザー ミックスを構成します。 ロード テスト シナリオには 1 つまたは複数の種類のブラウザーを追加できます。 ブラウザー ミックス オプションは、手順 2.3. で Web パフォーマンス テストがテスト ミックスに追加された場合にのみ表示されます。

手順 3. - ロード テストで使用されるコンピューターとカウンターの初期設定を構成する: この手順では、ロード テストで使用する各コンピューターとコンピューターに関連付けられたカウンター セットを指定します。

手順 4. - ロード テストで使用される初期実行設定を構成する: 最後の手順では、ロード テストの初期実行設定を構成します。

1 つのロード テストに複数の実行設定を含めることができます。

詳細については、「方法: ロード テストに追加の実行設定を追加する」を参照してください。

参照

処理手順

チュートリアル: Web パフォーマンス テストを含むロード テストの作成と実行

その他の技術情報

チュートリアル: 単体テストを含むロード テストの作成と実行

ロード テストの作成と編集

ロード テスト シナリオのプロパティ

ロード テストの実行設定のプロパティ

ロード テスト エディターを使用したロード テスト シナリオの編集