方法: 新しいロード テスト ウィザードを使用して実行設定を作成する
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実行設定とは、ロード テスト全体に影響を与えるプロパティのセットです。 実行設定では、テストの長さ、ウォームアップ期間、報告されるエラー詳細の最大数、サンプリング レート、接続モデル (Web パフォーマンス テストのみ)、結果ストレージの種類、検証レベル、SQL トレースなどを決定します。 実行設定は、ロード テストの目的を反映している必要があります。 詳細については、「ロード テストの実行設定の構成」を参照してください。
注意
実行設定は、カウンター セットと同様に、ロード テストの個々のシナリオではなくすべてのシナリオに適用されます。
ロード テストを作成するときは、新しいロード テスト ウィザードでロード テストの初期実行設定を指定します。 詳細については、「方法: 新しいロード テスト ウィザードを使用して新しいロード テストを作成する」を参照してください。
新しいロード テスト ウィザードでの実行設定の指定
新しいロード テスト ウィザードでの実行設定を指定するには
新しいロード テスト ウィザードの [実行設定] ページで、最初にロード テストの継続時間を選択します。そのためには、次のいずれかのオプションを選択します。
指定した継続時間を使用する
[ロード テストの継続時間] を選択します。
[ウォームアップ所要時間 (hh mm ss)] を指定します。 時、分、および秒のスピン コントロールを使用します。
[実行時間 (hh mm ss)] を指定します。 時、分、および秒のスピン コントロールを使用します。
または
指定したイテレーションを使用する
[テスト イテレーション] を選択します。
テストを実行する回数を指定します。 [テスト イテレーション] ボックスを使用します。
[詳細] で、次のオプションを構成します。
[サンプル速度] ボックスを使用して、サンプリング データを収集する間隔を秒数で指定します。
[説明] ボックスにロード テストの説明を入力します。
[テストの失敗時にログを保存] のドロップダウン リストで、ログ ファイルを保存する場合は [True] を指定し、ログ ファイルを保存しない場合は [False] を指定します。
注意
既定では、[テストの失敗時にログを保存] は [True] に設定されます。 Load Agent による追加のオーバーヘッドが原因でパフォーマンスに影響が生じるおそれがある場合にのみ、これを [False] に設定します。
Visual Studio 2003 および Visual Studio 2008 では、失敗した要求だけが表示されます。 たとえば、Web パフォーマンス テストの要求 3 が失敗したとします。 通常、要求 3 が失敗した原因をデバッグするためには、要求 1 および 2 によって行われた処理を知る必要があります。 ログの保存機能を使用すると、Web パフォーマンス テストのために実行されたすべての要求が Web パフォーマンス テスト結果ビューアーに表示されます。 したがって、Web パフォーマンス テストに 10 個の要求が含まれていて要求 3 が失敗した場合、エラーをデバッグすると Web パフォーマンス テスト結果ビューアーに 10 個の要求がすべて表示されます。
[検証レベル] のドロップダウン リスト ボックスを使用して、次のいずれかのオプションを選択します。
[高 - すべての検証規則を実行します]
[中 - 中または低に指定された検証規則を実行します]
[低 - 低に指定された検証規則を実行します]
詳細については、「Web パフォーマンス テストでの検証規則と抽出ルールの使用」を参照してください。
実行設定を選択すると、新しいロード テスト ウィザードは終了します。 操作を完了したら、[完了] をクリックします。または、左側の方向パネルを使用してウィザードの前の部分に戻ります。
新しいロード テスト ウィザードで構成した実行設定や、複数の追加の実行設定プロパティを後から変更するには、ロード テスト エディターを使用します。 詳細については、「ロード テストの実行設定のプロパティ」および「方法: ロード テスト エディターを使用してロード テストの実行設定のプロパティを変更する」を参照してください。
参照
処理手順
方法: 新しいロード テスト ウィザードを使用して新しいロード テストを作成する