CDC::RealizePalette
現在の論理パレットのエントリをシステム パレットのエントリに割り当てます。
UINT RealizePalette( );
戻り値
システム パレットの異なるエントリに割り当てられた論理パレットのエントリ数を返します。 この値は、論理パレットが最後に実現された後に、システム パレットの変更に合わせて割り当てをやり直したエントリの数を表します。
解説
論理カラー パレットは、色彩の表現が重要なアプリケーションとシステムの間でバッファーとして動作します。このことにより、アプリケーションはカラー ディスプレイの表示能力や、ほかのウィンドウの色表示に妨げられることなく、必要なだけ多くの色を使うことができます。
入力フォーカスを持つウィンドウが RealizePalette を呼び出すと、Windows は画面上で同時に使える色数の最大値まで、必要な色をウィンドウに表示します。 また、ウィンドウのパレットに見つからない色を利用できる色に変えて表示します。
さらに Windows は、この関数を呼び出すアクティブではないウィンドウが要求する色を、できるだけほかの利用できる色に近づけるように調節します。 これにより、アクティブではないウィンドウで表示される色が、望ましくない色に変更される可能性はかなり少なくなります。
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h