次の方法で共有


COleClientItem::OnRemoveMenus

埋め込み先編集の有効化が終了するとき、指定されたコンポジット メニューからコンテナーのメニューを取り除くために、フレームワークが呼び出します。

virtual void OnRemoveMenus(
   CMenu* pMenuShared 
);

パラメーター

  • pMenuShared
    OnInsertMenus メンバー関数の呼び出しで構築されたコンポジット メニューへのポインター

解説

既定の実装では、pMenuShared から埋め込み先のコンテナーのメニュー、つまり [ファイル]、[コンテナー]、[ウィンドウ] の各メニュー グループを取り除きます。 既定の実装がアプリケーションに適合しないときはこの関数をオーバーライドします。アプリケーションがドキュメント型に関連付けられたリソースのドキュメント テンプレートを使っていない場合などです。 この関数をオーバーライドするときは、OnInsertMenus および OnSetMenu も同じようにオーバーライドします。 これは、オーバライド可能な高度な関数です。

サーバーが OnInsertMenus を繰り返し呼び出したときには、pMenuShared のサブメニューは、複数のコンポジット メニューで共有されていることがあります。 したがって、OnRemoveMenus をオーバーライドした場合は、サブメニューを削除せずに、デタッチするだけにします。

詳細については、Windows SDK の「IOleInPlaceFrame::RemoveMenus」を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**afxole.h

参照

参照

COleClientItem クラス

階層図

COleClientItem::OnInsertMenus

COleClientItem::OnSetMenu

その他の技術情報

COleClientItem のメンバー