宣言された要素の特性 (Visual Basic)
宣言された要素の特性は、コードとその要素とのやり取りに影響します。 宣言された各要素には、次の特性の 1 つ以上が関連付けられています。
データ型 - 要素が保持できる値およびその格納方法です。 詳細については、「データ型の概要 (Visual Basic)」を参照してください。
有効期間 - 実行時間のうち、その要素を使用できる期間です。 詳細については、「Visual Basic における有効期間」を参照してください。
スコープ - 名前に修飾子を付けずに要素を参照できる全コードの範囲です。 詳細については、「方法: 変数のスコープを制御する (Visual Basic)」を参照してください。
アクセス レベル - コードがこの要素を利用するためのアクセス許可です。 詳細については、「方法: 変数の可用性を制御する (Visual Basic)」を参照してください。
要素の特性
宣言された要素、およびそれぞれの要素に適用される特性を次の表に示します。
要素 |
データ型 |
有効期間 |
スコープ 1 |
アクセス レベル |
---|---|---|---|---|
変数 |
○ |
○ |
○ |
○ |
定数 |
○ |
X |
○ |
○ |
列挙型 |
○ |
X |
○ |
○ |
構造体 |
X |
X |
○ |
○ |
プロパティ |
○ |
○ |
○ |
○ |
メソッド |
X |
○ |
○ |
○ |
プロシージャ (Sub または Function) |
X |
○ |
○ |
○ |
プロシージャ パラメーター |
○ |
○ |
○ |
X |
関数の戻り値 |
○ |
○ |
○ |
X |
演算子 |
○ |
X |
○ |
○ |
インターフェイス |
X |
X |
○ |
○ |
クラス |
X |
X |
○ |
○ |
イベント |
X |
X |
○ |
○ |
Delegate |
X |
X |
○ |
○ |
1 スコープは参照範囲と呼ばれる場合もあります。