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CDaoDatabase::GetConnect

ODBC データベースまたは ISAM データベースに CDaoDatabase オブジェクトを接続するために使われる接続文字列を取得します。

CString GetConnect( );

戻り値

ODBC データ ソースで Open の呼び出しが正常終了した場合は、接続文字列を返します。それ以外の場合は空の文字列を返します。 Microsoft Jet (.MDB) データベース上では、Execute メンバー関数の使用時、または、レコードセットのオープン時に dbSQLPassThrough オプションを使って、接続文字列を設定しない限り、常に空の文字列を返します。

解説

文字列には、開いているデータベースのソース、または、パススルー クエリに使われるデータベースについての情報が用意されています。 接続文字列は、データベースの型指定子と、セミコロン (;) で区切られた 0 個以上のパラメーターで構成されます。

注意

ODBC 経由でデータ ソースに接続するために MFC DAO クラスを使用するのは、アタッチ テーブルを経由するよりも、効率が悪くなります。

注意

接続文字列は、ODBC ドライバーといくつかの ISAM ドライバーが必要とする付加情報を渡すために使います。 .MDB データベースでは使いません。 Microsoft Jet データベースのベース テーブルでは、上記の「戻り値」で説明されているように、SQL パススルー クエリで使用しているときを除いて、接続文字列は空の文字列 ("") です。

接続文字列の作成方法の詳細については Open メンバー関数を参照してください。 Open 呼び出しで接続文字列を設定した後は、データベースの型、パス、ユーザー ID、パスワード、または ODBC データ ソースの設定を調べるためにこの文字列を使用できます。

必要条件

**ヘッダー:**afxdao.h

参照

参照

CDaoDatabase クラス

階層図

その他の技術情報

CDaoDatabase のメンバー