exp、expf

指数を計算します。

double exp( 
   double x
);
float exp(
   float x
);  // C++ only
long double exp(
   long double x
);  // C++ only
float expf( 
   float x
);

パラメーター

• x
  浮動小数点値。

戻り値

成功した場合 exp の浮動小数点関数の戻り値パラメーターx 指数の値。つまり結果は e が自然対数の底の累乗に xe です。のオーバーフロー関数の戻り値 (無限 INF) とアンダーフロー exp は 0 を返します。

入力	SEH 例外	Matherr の例外
± QNANIND	なし	_DOMAIN
± ∞	無効	_DOMAIN
X ≥ 7.097827e+002	INEXACT+OVERFLOW	オーバーフロー
X ≤ -7.083964e+002	INEXACT+UNDERFLOW	stack underflow

exp にストリーミング SIMD 拡張 2 (SSE2) をストリームに使用する実装されています。SSE2 実装の詳細と使用に関する制限事項については _set_SSE2_enable を参照してください。

解説

C++ ではオーバーロードが可能であるため、exp のオーバーロードを呼び出すことができます。C. のプログラムではexp は受け取り常にを返します。

必要条件

Function	必須ヘッダー
exp, expf	<math.h>

互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。

使用例

// crt_exp.c

#include <math.h>
#include <stdio.h>

int main( void )
{
   double x = 2.302585093, y;

   y = exp( x );
   printf( "exp( %f ) = %f\n", x, y );
}

同等の .NET Framework 関数

System:: Math:: exp.

参照

関連項目

浮動小数点サポート

log、logf、log10、log10f

_CIexp