WorkbookBase クラス
Microsoft Office Excel 用のドキュメント レベルのプロジェクトにある ThisWorkbook クラスの基本クラスを提供します。
継承階層
System.Object
Microsoft.Office.Tools.Excel.WorkbookBase
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities.dll 内)
構文
'宣言
Public MustInherit Class WorkbookBase _
Implements IWorkbookExtension, IExtension, EntryPoint, ISupportInitialize, _
IBindableComponent, IComponent, IDisposable, ICachedDataPersistanceCallback
public abstract class WorkbookBase : IWorkbookExtension,
IExtension, EntryPoint, ISupportInitialize, IBindableComponent, IComponent,
IDisposable, ICachedDataPersistanceCallback
WorkbookBase 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
コンストラクター
名前 | 説明 | |
---|---|---|
WorkbookBase | インフラストラクチャ。 |
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プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
_CodeName | インフラストラクチャ。 | |
_ReadOnlyRecommended | インフラストラクチャ。 | |
AcceptLabelsInFormulas | ワークシートの数式にラベルを使用できるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
AccuracyVersion | 特定のワークシート関数が最新の精度アルゴリズムを使用して結果を計算するかどうかを指定します。 | |
ActiveChart | アクティブなグラフ (埋め込みグラフまたはグラフ シート) を表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Chart オブジェクトを取得します。埋め込みグラフは、選択されるかアクティブにされたときにアクティブであると見なされます。アクティブなグラフがないときは、このプロパティは nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。 | |
ActiveSheet | アクティブ シート (一番手前のシート) を取得します。 | |
ActiveSlicer | アクティブなブックまたは指定されたブック内のアクティブなスライサーを表すオブジェクトを取得します。 | |
Application | ブックの作成者を表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Application を取得します。 | |
Author | ブックの作成者を取得または設定します。 | |
AutoUpdateFrequency | 共有ブックの自動更新の間隔を分単位で取得または設定します。 | |
AutoUpdateSaveChanges | ブックが自動更新された場合に、共有ブックへの現在の変更を他のユーザーにもポストするかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Base | この WorkbookBase オブジェクトが拡張する Workbook オブジェクトを取得します。 | |
BindingContext | インフラストラクチャ。 | |
BuiltinDocumentProperties | ブックのすべての組み込みドキュメント プロパティを示す Microsoft.Office.Core.DocumentProperties コレクションを取得します。 | |
CalculationVersion | ブックの再計算が最後に完了した Excel のバージョンを表す数字を取得します。右側の 4 桁が、計算エンジンのマイナー バージョン番号、その他の桁 (左側) が Microsoft Office Excel のメジャー バージョン番号です。 | |
ChangeHistoryDuration | 共有ブックの変更履歴に表示されている日数を取得または設定します。 | |
Charts | ブック内のすべてのグラフ シートを示す Microsoft.Office.Interop.Excel.Sheets コレクションを取得します。 | |
CheckCompatibility | ブックを保存するときに互換性チェックを自動的に実行するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
CodeName | インフラストラクチャ。 | |
Colors | ブックのパレット内の色を取得または設定します。 | |
CommandBars | Microsoft Office Excel のコマンド バーを表す Microsoft.Office.Core.CommandBars オブジェクトを取得します。 | |
Comments | ブックに添付されたコメントを取得または設定します。 | |
ConflictResolution | 共有ブックが更新されたときに、競合を解決する方法を取得または設定します。 | |
Connections | ブックとデータ ソース間の接続のコレクションを取得します。 | |
ConnectionsDisabled | ブック内の外部接続または外部リンクを無効にするかどうかを示す値を取得します。 | |
Container | ブックのコンテナー アプリケーションを表すオブジェクトを取得します。 | |
ContentTypeProperties | ブックに保存されているメタデータを記述するプロパティのコレクションを取得します。 | |
CreateBackup | このファイルが保存されたときにバックアップ ファイルが作成されたかどうかを示す値を取得します。 | |
Creator | ブックを作成したアプリケーションを取得します。 | |
CustomDocumentProperties | ブックのすべてのカスタム ドキュメント プロパティを示す Microsoft.Office.Core.DocumentProperties コレクションを取得します。 | |
CustomViews | ブックのすべてのカスタム ビューを示す Microsoft.Office.Interop.Excel.CustomViews コレクションを取得します。 | |
CustomXMLParts | ブック内のカスタム XML 部分のコレクションを取得します。 | |
DataBindings | インフラストラクチャ。 | |
DataHost | インフラストラクチャ。 | |
Date1904 | ブックが 1904 年日付システムを使用しているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
DefaultPivotTableStyle | TableStyles プロパティから、ブック内のピボットテーブル レポートで既定のスタイルとして使用されるテーブル スタイルを取得または設定します。 | |
DefaultSlicerStyle | ||
DefaultTableStyle | TableStyles プロパティから、ブック内のテーブルで既定のスタイルとして使用されるテーブル スタイルを取得または設定します。 | |
DialogSheets | 下位互換性のためにだけインクルードされます。 | |
DisplayDrawingObjects | 図形の表示方法を取得または設定します。 | |
DisplayInkComments | インク コメントがブックに表示されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
DocumentInspectors | ブックのドキュメント検査モジュールのコレクションを取得します。 | |
DocumentLibraryVersions | バージョン管理が有効で、サーバー上のドキュメント ライブラリに格納されている共有ブックのバージョンのコレクションを表す Microsoft.Office.Core.DocumentLibraryVersions コレクションを取得します。 | |
DoNotPromptForConvert | Excel 2007 より前のバージョンの Excel でサポートされていない機能がブックに含まれている場合に、ブックを変換するように求めるメッセージをユーザーに表示するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
EnableAutoRecover | Microsoft Office Excel が、すべての形式の変更されたファイルを、指定された間隔で保存するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
EncryptionProvider | ブックのパスワードの暗号化に Microsoft Office Excel が使用する暗号化アルゴリズム プロバイダーの名前を取得します。 | |
EnvelopeVisible | 電子メール作成ヘッダーとエンベロープ ツール バーの両方が表示されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Excel4IntlMacroSheets | ブック内のすべての Microsoft Office Excel 4.0 の国際対応のマクロ シートを表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Sheets コレクションを取得します。 | |
Excel4MacroSheets | ブック内のすべての Microsoft Office Excel 4.0 のマクロ シートを表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Sheets コレクションを取得します。 | |
Excel8CompatibilityMode | ブックが互換モードであるかどうかを示す値を取得します。 | |
FileFormat | ファイル形式とブックの種類を取得します。 | |
Final | ブックが最終版かどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ForceFullCalculation | ブックの完全計算を強制するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
FullName | ディスク上のパスを含むオブジェクトの名前を取得します。 | |
FullNameURLEncoded | ディスク上のパスを含むオブジェクトの名前を取得します。 | |
HasMailer | インフラストラクチャ。 | |
HasPassword | ブックに保護パスワードがあるかどうかを示す値を取得します。 | |
HasRoutingSlip | ブックに回覧先があるかどうかを示す値を取得します。 | |
HasVBProject | ブックに Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) プロジェクトがアタッチされているかどうかを示す値を取得します。 | |
HighlightChangesOnScreen | 共有ブックに加えられた変更を、画面で強調表示するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
HostContext | インフラストラクチャ。 | |
HTMLProject | 最上位のプロジェクトの分岐を表す、ブック内の Microsoft.Office.Core.HTMLProject を取得します。 | |
IconSets | ブック内の範囲に条件付き書式規則を適用するために使用できる組み込みアイコン セットのコレクションを取得します。 | |
InactiveListBorderVisible | リストがアクティブでないとき、リストの境界線が表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
InnerObject | WorkbookBase の基になるネイティブ オブジェクトを表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Workbook を取得します。 | |
IsAddin | ブックがアドインとして実行されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsInplace | 指定されたブックが埋め込み先で編集されているかどうかを示す値を取得します。 | |
ItemProvider | インフラストラクチャ。 | |
KeepChangeHistory | 共有ブックで、変更の追跡が有効になっているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Keywords | ブックに追加されたキーワードを取得または設定します。 | |
ListChangesOnNewSheet | 共有ブックの変更が別のワークシートに表示されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Mailer | インフラストラクチャ。 | |
Modules | 下位互換性のためにだけインクルードされます。 | |
MultiUserEditing | ブックが共有リストとして開かれているかどうかを示す値を取得します。 | |
Name | ブックの名前を取得します。 | |
Names | ブック内のすべての名前 (ワークシート固有の名前も含む) を表す Microsoft.Office.Interop.Excel.Names コレクションを取得します。 | |
OnSave | 下位互換性のためにだけインクルードされます。 | |
OnSheetActivate | 下位互換性のためにだけインクルードされます。 | |
OnSheetDeactivate | 下位互換性のためにだけインクルードされます。 | |
Parent | ブックの親オブジェクトを取得します。 | |
Password | ブックを開くために入力する必要があるパスワードを取得または設定します。 | |
PasswordEncryptionAlgorithm | ブックのパスワードの暗号化に Microsoft Office Excel が使用するアルゴリズムを取得します。 | |
PasswordEncryptionFileProperties | Microsoft Office Excel が、パスワードで保護された、指定されたブックのファイル プロパティを暗号化するかどうかを示す値を取得します。 | |
PasswordEncryptionKeyLength | ブックのパスワードの暗号化に Microsoft Office Excel が使用するアルゴリズムを取得します。 | |
PasswordEncryptionProvider | ブックのパスワードの暗号化に Microsoft Office Excel が使用する暗号化アルゴリズム プロバイダーの名前を取得します。 | |
Path | 最後の区切り記号とアプリケーション名を除く、アプリケーションの絶対パスを取得します。 | |
Permission | ブックのアクセス許可設定を表す Microsoft.Office.Core.Permission オブジェクトを取得します。 | |
PersonalViewListSettings | リストのフィルターと並べ替えの設定が、ユーザーの共有ブックの個人用ビューに含まれているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
PersonalViewPrintSettings | 印刷の設定が、ユーザーの共有ブックの個人用ビューに含まれているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
PrecisionAsDisplayed | このブック内の計算が、表示どおりの有効桁数で行われるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ProtectStructure | ブック内のシートの順序が保護されているかどうかを示す値を取得します。 | |
ProtectWindows | ブックのウィンドウが保護されているかどうかを示す値を取得します。 | |
PublishObjects | Microsoft.Office.Interop.Excel.PublishObjects コレクションを取得します。 | |
ReadOnly | ブックが読み取り専用で開かれているかどうかを示す値を取得します。 | |
ReadOnlyRecommended | ブックが "読み取り専用を推奨する" で保存されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
RemovePersonalInformation | 個人情報をブックから削除できるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Research | ブックのリサーチ サービスを表すオブジェクトを取得します。 | |
RevisionNumber | 共有リストとして開かれている間に、ブックが保存された回数を取得します。ブックが排他モードで開かれているとき、このプロパティは 0 (ゼロ) を返します。 | |
Routed | ブックが次の受信者にルーティングされたかどうかを示す値を取得します。 | |
RoutingSlip | ブックの回覧先を表す Microsoft.Office.Interop.Excel.RoutingSlip オブジェクトを取得します。 | |
Saved | ブックが最後に保存されてから、変更が加えられていないかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
SaveLinkValues | Microsoft Office Excel が外部リンクの値をブックに保存するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ServerPolicy | Microsoft Office SharePoint Server を実行しているサーバーに保存されたブックに指定されているポリシーを表すオブジェクトを取得します。 | |
ServerViewableItems | Microsoft Office SharePoint Server サーバー上で表示するブック内の発行されたオブジェクトの一覧を操作するために使用できるオブジェクトを取得します。 | |
SharedWorkspace | ブックが置かれているドキュメント ワークスペースを表す Microsoft.Office.Core.SharedWorkspace を取得します。 | |
Sheets | ブック内のすべてのシートを示す Microsoft.Office.Interop.Excel.Sheets コレクションを取得します。 | |
ShowConflictHistory | 共有リストとして開かれているブックで、コンフリクトの履歴のワークシートが表示されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowPivotChartActiveFields | ピボットグラフ フィルター ウィンドウが表示されるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ShowPivotTableFieldList | ピボットテーブル フィールド リストを表示できるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Signatures | ブックのデジタル署名のコレクションを取得します。 | |
Site | インフラストラクチャ。 | |
SlicerCaches | このブックに関連付けられている SlicerCaches オブジェクトを取得します。 | |
SmartDocument | スマート ドキュメント ソリューションの設定を表す Microsoft.Office.Core.SmartDocument を取得します。 | |
SmartTagOptions | スマート タグで実行できるオプションを表す Microsoft.Office.Interop.Excel.SmartTagOptions オブジェクトを取得します。 この型またはメンバーは 2007 Microsoft Office システムのプロジェクト専用です。スマート タグは Office 2010 では使用されていません。 . |
|
Styles | ブック内のすべてのスタイルを示す Microsoft.Office.Interop.Excel.Styles コレクションを取得します。 | |
Subject | メーラーまたは回覧先の件名を取得または設定します。 | |
Sync | ドキュメント ワークスペースに含まれるドキュメントのメソッドおよびプロパティへのアクセスを可能にする Microsoft.Office.Core.Sync オブジェクトを取得します。 | |
TableStyles | ブック内で使用されているテーブル スタイルのコレクションを取得します。 | |
Tag | ブックに関するデータが含まれるオブジェクトを取得または設定します。 | |
TemplateRemoveExtData | ブックをテンプレートとして保存した場合に、外部データ参照を削除するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Theme | ブックに適用されているテーマを取得します。 | |
Title | ブックを Web ページとして保存するときに、Web ページのタイトルを取得または設定します。 | |
UpdateLinks | ブックでの埋め込み OLE リンクの設定を示す値を取得または設定します。 | |
UpdateRemoteReferences | Microsoft Office Excel がブック上のリモート参照を更新するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
UserControl | そのブックまたはアプリケーションを作成または開いたのがユーザーであるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
UserStatus | ブックを共有リストとして開いている各ユーザーについての情報を提供する、1 から始まる 2 次元の配列を取得します。 | |
VBASigned | ブックの Visual Basic for Applications プロジェクトにデジタル署名が添付されているかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
VBProject | ブック内にある Microsoft.Vbe.Interop.VBProject 仮想プロジェクトを取得します。 | |
VstoSmartTags | ブックに関連付けられている Microsoft.Office.Tools.SmartTagCollection を取得します。 この型またはメンバーは 2007 Microsoft Office システムのプロジェクト専用です。スマート タグは Office 2010 では使用されていません。 . |
|
WebOptions | ドキュメントを Web ページとして保存したり、Web ページを開いたりするときに Microsoft Office Excel が使用するブックレベルの属性を含む Microsoft.Office.Interop.Excel.WebOptions コレクションを取得します。 | |
Windows | ブック内のすべてのウィンドウを示す Microsoft.Office.Interop.Excel.Windows コレクションを取得します。 | |
Worksheets | ブック内のすべてのワークシートを示す Microsoft.Office.Interop.Excel.Sheets コレクションを取得します。 | |
WritePassword | ブックの書き込みパスワードを取得または設定します。 | |
WriteReserved | ブックが読み取り専用かどうかを示す値を取得または設定します。 | |
WriteReservedBy | 現在、ブックの書き込みアクセス許可を持っているユーザーの名前を取得します。 | |
XmlMaps | ブックに追加されたスキーマ マップを表す Microsoft.Office.Interop.Excel.XmlMaps コレクションを取得します。 | |
XmlNamespaces | ブックに含まれる XML 名前空間を表す Microsoft.Office.Interop.Excel.XmlNamespaces コレクションを取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AcceptAllChanges | 共有ブック内のすべての変更を受け入れます。 | |
Activate | ブックに関連付けられた最初のウィンドウをアクティブにします。 | |
AddToFavorites | ブックへのショートカットを [お気に入り] フォルダーに追加します。 | |
ApplyTheme | 指定されたテーマをブックに適用します。 | |
BeginInit | インフラストラクチャ。 | |
BreakLink | 別の Microsoft Office Excel ソース、または OLE ソースにリンクされている数式を値に変換します。 | |
CanCheckIn | Microsoft Office Excel がブックをサーバーにチェックインできるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
ChangeFileAccess | ブックのアクセス許可を変更します。このためには、更新されたバージョンをディスクからロードする必要がある場合があります。 | |
ChangeLink | ドキュメントから他のドキュメントへのリンクを変更します。 | |
CheckIn | ローカル コンピューターからサーバーにブックを返し、ローカルのブックをローカルで編集できないよう、読み取り専用に設定します。このメソッドを呼び出すとブックが閉じます。 | |
CheckInWithVersion | ローカル コンピューターからサーバーにブックを送信し、ローカルのブックをローカルで編集できないよう、読み取り専用に設定します。このメソッドを呼び出すとブックが閉じます。 | |
Close | ブックを閉じます。 | |
CreateRibbonExtensibilityObject | Microsoft.Office.Core.IRibbonExtensibility インターフェイスを実装するオブジェクトを返します。 | |
CreateRibbonObjects | OfficeRibbon オブジェクトの配列を CreateRibbonExtensibilityObject メソッドに返します。 | |
DeleteNumberFormat | カスタムの数値の書式をブックから削除します。 | |
Dispose | WorkbookBase クラスの現在のインスタンスによって使用されているすべてのリソースを解放します。 | |
EnableConnections | ブック内のデータ接続を有効にします。 | |
EndInit | インフラストラクチャ。 | |
EndReview | SendForReview メソッドを使用して校閲用に送信されたファイルの校閲を終了します。 | |
Equals | 指定のオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) | |
ExclusiveAccess | 現在のユーザーに、共有リストとして開かれているブックへの排他アクセスを割り当てます。 | |
ExportAsFixedFormat | ブックを PDF 形式または XPS 形式で保存します。 | |
Finalize | オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前に、そのオブジェクトがリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) | |
FinishInitialization | ||
FollowHyperlink | キャッシュされたドキュメントが既にダウンロードされている場合は、それを表示します。それ以外の場合は、このメソッドはハイパーリンクを解決し、リンク先のドキュメントをダウンロードし、ドキュメントを適切なアプリケーションで表示します。 | |
ForwardMailer | インフラストラクチャ。 | |
get_Colors | インフラストラクチャ。 | |
GetAutomationObject | ブック内の VBA コードによって使用されるオブジェクトを取得するために、Visual Studio Tools for Office Runtime によって呼び出されます。 | |
GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。) | |
GetHostItem<T> | ||
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) | |
GetWorkflowTasks | ブックのワークフロー タスクのコレクションを返します。 | |
GetWorkflowTemplates | ブックのワークフロー テンプレートのコレクションを返します。 | |
HighlightChangesOptions | 共有ブックでの変更の表示を制御します。 | |
Initialize | インフラストラクチャ。 | |
InitializeDataBindings | インフラストラクチャ。 | |
LinkInfo | リンクの日付と更新状況を取得します。 | |
LinkSources | ブック内のリンクの Array を返します。 | |
LockServerFile | 変更を防止するために、サーバー上のブックをロックします。 | |
MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) | |
MergeWorkbook | あるブックの変更を、開いている共有ブックにマージします。 | |
NewWindow | 新規ウィンドウを作成します。 | |
OnShutdown | インフラストラクチャ。 | |
OnStartup | インフラストラクチャ。 | |
OpenLinks | 1 つまたは複数のリンクをサポートするドキュメントを開きます。 | |
PivotCaches | 指定されたブック内のすべてのピボットテーブルのキャッシュを表す Microsoft.Office.Interop.Excel.PivotCaches コレクションを取得します。 | |
PivotTableWizard | Microsoft.Office.Interop.Excel.PivotTable オブジェクトを作成します。 | |
Post | ブックをパブリック フォルダーにポストします。このメソッドは、Microsoft Exchange サーバーに接続されている Microsoft Exchange クライアントでのみ使用できます。 | |
PrintOut | ブックを印刷します。 | |
PrintOutEx | ブックを印刷します。 | |
PrintPreview | オブジェクトを印刷した場合の見た目を示すプレビューを表示します。 | |
Protect | ブックを変更できないよう保護します。 | |
ProtectDocument | Visual Studio Tools for Office Runtime によって呼び出されます。これにより、キャッシュされたデータが保存された後でもブックにパスワード保護を再適用できるようになります。 | |
ProtectSharing | ブックを保存し、共有のために保護します。 | |
ProtectSharingEx | ブックを保存し、共有のために保護します。 | |
PurgeChangeHistoryNow | ブックの変更ログからエントリを削除します。 | |
RecheckSmartTags | スマート タグ チェックを、フォアグラウンドで自動的に実行し、注釈が付けられていないデータに注釈を付けます。 この型またはメンバーは 2007 Microsoft Office システムのプロジェクト専用です。スマート タグは Office 2010 では使用されていません。 . |
|
RefreshAll | ブック内のすべての外部データの範囲とピボットテーブル レポートを更新します。 | |
RejectAllChanges | 共有ブック内のすべての変更を拒否します。 | |
ReloadAs | HTML ドキュメントに基づいたブックを、指定されたドキュメント エンコード形式で再度読み込みます。 | |
RemoveCustomization | Visual Studio で Office 開発ツールを使用して作成されたカスタマイズをブックから削除します。 | |
RemoveDocumentInformation | 指定された種類のすべての情報をブックから削除します。 | |
RemoveUser | 指定されたユーザーを共有ブックから切断します。 | |
Reply | インフラストラクチャ。 | |
ReplyAll | インフラストラクチャ。 | |
ReplyWithChanges | 校閲用に送信されたブックの作成者に、校閲者による校閲が完了したことを知らせる電子メール メッセージを送信します。 | |
RequestService | Microsoft.Office.Core.IRibbonExtensibility インターフェイスをドキュメント レベルのカスタマイズ内で実装するオブジェクトを返します。 | |
ResetColors | カラー パレットを既定の色にリセットします。 | |
Route | ブックの現在の回覧先を使用してブックをルーティングします。 | |
RunAutoMacros | ブックにアタッチされた、Auto_Open、Auto_Close、Auto_Activate、および Auto_Deactivate の各マクロを実行します。このメソッドは下位互換性のために用意されています。これらのマクロの代わりに、Open、Close、Activate、Deactivate の各イベントを使用します。 | |
Save | 変更をブックに保存します。 | |
SaveAs | ブックへの変更を別のファイルに保存します。 | |
SaveAsXMLData | 指定された XML スキーマ マップにマップされたデータを、XML データ ファイルにエクスポートします。 | |
SaveCopyAs | ブックのコピーをファイルに保存しますが、メモリ内で開いているブックは変更しません。 | |
sblt | インフラストラクチャ。 | |
SendFaxOverInternet | ブック内のアクティブなシートをファックスで受信者に送信します。 | |
SendForReview | 校閲用のブックを、指定された受信者に電子メール メッセージで送信します。 | |
SendMail | インストール済みの電子メール システムを使用してブックを送信します。 | |
SendMailer | インフラストラクチャ。 | |
set_Colors | インフラストラクチャ。このメソッドの代わりに Colors プロパティを使用してください。 | |
SetLinkOnData | DDE リンクが更新されたときに実行するプロシージャの名前を設定します。 | |
SetPasswordEncryptionOptions | パスワードを使ってブックを暗号化するためのオプションを設定します。 | |
ToggleFormsDesign | Microsoft Office Excel のデザイン モードを切り替えます。 | |
ToString | 現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。) | |
Unprotect | ブックの保護を削除します。このメソッドは、ブックが保護されていないときには何もしません。 | |
UnprotectDocument | Visual Studio Tools for Office Runtime によって呼び出されます。これにより、ブックからパスワード保護を解除し、キャッシュされたデータを保存できるようになります。 | |
UnprotectSharing | 共有のために保護を解除し、ブックを保存します。 | |
UpdateFromFile | メモリに読み込まれているブックのコピーよりもディスクのバージョンの方が新しい場合に、読み取り専用のブックを、保存されたディスクのバージョンのブックで更新します。ブックが読み込まれてから、ディスクのコピーが変更されていなければ、メモリ内のコピーは再読み込みされません。 | |
UpdateLink | 1 つ以上の Microsoft Office Excel、DDE、または OLE リンクを更新します。 | |
WebPagePreview | ブックを Web ページとして保存した場合のプレビューを表示します。 | |
XmlImport | XML データ ファイルを現在のブックにインポートします。 | |
XmlImportXml | 既にメモリに読み込まれている XML データ ストリームをインポートします。 |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
ActivateEvent | ブックがアクティブになると発生します。 | |
AddinInstall | ブックがアドインとしてインストールされたときに発生します。 | |
AddinUninstall | ブックがアドインとしてアンインストールされたときに発生します。 | |
AfterSave | ブックの保存後に発生します。 | |
AfterXmlExport | Microsoft Office Excel がブックのデータを XML データ ファイルに保存またはエクスポートした後に発生します。 | |
AfterXmlImport | 既存の XML データ接続が更新された後、または新しい XML データがブックにインポートされた後に発生します。 | |
BeforeClose | ブックが閉じる前に発生します。ブックが変更されていると、ユーザーに変更を保存するよう求める前にこのイベントが発生します。 | |
BeforePrint | ブックやブック内の要素が印刷される前に発生します。 | |
BeforeSave | ブックが保存されると発生します。 | |
BeforeXmlExport | Microsoft Office Excel がブックのデータを XML データ ファイルに保存またはエクスポートする前に発生します。 | |
BeforeXmlImport | 既存の XML データ接続が更新される前、または新しい XML データがブックにインポートされる前に発生します。 | |
BindingContextChanged | インフラストラクチャ。 | |
Deactivate | ブックが非アクティブになると発生します。 | |
Disposed | インフラストラクチャ。 | |
New | 新しいブックが作成されると発生します。 | |
NewChart | ブックに新しいグラフが作成されると発生します。 | |
NewSheet | ブックに新しいシートが作成されると発生します。 | |
Open | ブックが開かれると発生します。 | |
PivotTableCloseConnection | ピボットテーブル レポートが、そのデータ ソースへの接続を終了した後に発生します。 | |
PivotTableOpenConnection | ピボットテーブル レポートが、そのデータ ソースへの接続を確立した後に発生します。 | |
RowsetComplete | ユーザーがレコードセット内を移動したり、OLAP ピボットテーブルに対する行セット アクションを呼び出したりしたときに発生します。 | |
SheetActivate | 下位互換性のためにだけインクルードされます。 | |
SheetBeforeDoubleClick | ワークシートがダブルクリックされたとき、既定のダブルクリック処理が行われる前に発生します。 | |
SheetBeforeRightClick | ワークシートが右クリックされたとき、既定の右クリック処理が行われる前に発生します。 | |
SheetCalculate | ワークシートが再計算された後、または変更されたデータがグラフにプロットされた後で発生します。 | |
SheetChange | ユーザー、または外部リンクによって、ワークシートのセルが変更されると発生します。 | |
SheetDeactivate | 下位互換性のためにだけインクルードされます。 | |
SheetFollowHyperlink | ブック内のハイパーリンクがクリックされると発生します。 | |
SheetPivotTableAfterValueChange | ピボットテーブル内のセルまたはセル範囲の編集後、または (数式が含まれているセルの) 再計算後に発生します。 | |
SheetPivotTableBeforeAllocateChanges | 変更がピボットテーブルに適用される前に発生します。 | |
SheetPivotTableBeforeCommitChanges | ピボットテーブルの OLAP データ ソースに対して変更がコミットされる前に発生します。 | |
SheetPivotTableBeforeDiscardChanges | ピボットテーブルに対する変更が破棄される前に発生します。 | |
SheetPivotTableChangeSync | ピボットテーブルに対する変更後に発生します。 | |
SheetPivotTableUpdate | ピボットテーブル レポートのシートが更新された後で発生します。 | |
SheetSelectionChange | ワークシートで選択範囲が変更されると発生します。選択範囲がグラフ シート状にある場合は発生しません。 | |
Shutdown | ブックのホスト項目がシャットダウンすると発生します。 | |
Startup | インフラストラクチャ。 | |
SyncEvent | ドキュメント ワークスペースに含まれるワークシートのローカル コピーが、サーバー上のコピーと同期されるときに発生します。 | |
WindowActivate | ブック ウィンドウがアクティブになると発生します。 | |
WindowDeactivate | ブック ウィンドウが非アクティブになると発生します。 | |
WindowResize | ブック ウィンドウのサイズが変更されると発生します。 |
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明示的インターフェイスの実装
名前 | 説明 | |
---|---|---|
EntryPoint.BeginInit | インフラストラクチャ。 | |
EntryPoint.EndInit | インフラストラクチャ。 | |
EntryPoint.FinishInitialization | インフラストラクチャ。 | |
EntryPoint.Initialize | インフラストラクチャ。 | |
EntryPoint.InitializeDataBindings | インフラストラクチャ。 | |
EntryPoint.OnShutdown | インフラストラクチャ。 | |
EntryPoint.OnStartup | インフラストラクチャ。 | |
ICachedDataPersistanceCallback.OnAfterSave | ||
ICachedDataPersistanceCallback.OnBeforeSave | ||
IExtension.ExtensionBase | インフラストラクチャ。 | |
IWorkbookExtension.CreateRibbonExtensibilityObject | インフラストラクチャ。 | |
IWorkbookExtension.CreateRibbonObjects | インフラストラクチャ。 | |
IWorkbookExtension.GetAutomationObject | インフラストラクチャ。 | |
IWorkbookExtension.ProtectDocument | インフラストラクチャ。 | |
IWorkbookExtension.RequestService | インフラストラクチャ。 | |
IWorkbookExtension.UnprotectDocument | インフラストラクチャ。 |
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解説
WorkbookBase クラスは、Visual Studio を使用して作成されたドキュメント レベルの Excel プロジェクトにおける、ThisWorkbook に対する基本クラスです。ThisWorkbook クラスを使用して、プロジェクトのブックにプログラムでアクセスします。詳細については、「ドキュメント レベルのカスタマイズのプログラミング」を参照してください。
WorkbookBase クラスは Excel のプライマリ相互運用機能アセンブリの Microsoft.Office.Interop.Excel.Workbook オブジェクトと同じメンバーを提供しますが、さらに次の機能を備えています。
VstoSmartTags プロパティ。このプロパティを使用して、ブックにスマート タグを追加します。
InnerObject プロパティ。このプロパティを使用して、ブック ホスト項目の基になる Microsoft.Office.Interop.Excel.Workbook オブジェクトを取得します。
RemoveCustomization メソッドこのメソッドを使用して、Office カスタマイズ アセンブリをドキュメント レベルのカスタマイズのブックから削除します。
CreateRibbonObjects メソッド**[リボン (ビジュアルなデザイナー)]** 項目テンプレートを使用して複数のカスタム リボンをプロジェクトに追加した場合は、このメソッドをオーバーライドして、実行時に表示するリボンを指定できます。
GetAutomationObject メソッドブックでプロジェクトのクラスを VBA コードに公開するには、このメソッドをオーバーライドします。
Workbook ホスト項目の作成
Office プロジェクトで WorkbookBase オブジェクトをプログラムで作成することはできません。
ドキュメント レベルのプロジェクトでは、エンドユーザーがブックを開くときに、ThisWorkbook クラス (WorkbookBase から派生) は、Visual Studio Tools for Office Runtime によって自動的にインスタンス化されます。詳細については、「ドキュメント レベルのカスタマイズのプログラミング」を参照してください。
アプリケーション レベルのプロジェクトでは、GetVstoObject メソッドを使用することにより、ブック ホスト項目をプログラムで作成できます。詳細については、「アプリケーション レベルのアドインにおける実行時の Word 文書や Excel ブックの拡張」を参照してください。
使用方法
このタイプは、.NET Framework 4 および .NET Framework 4.5 を対象とする Office プロジェクトでのみ使用されます。このタイプを定義するアセンブリは、Visual Studio Tools for Office Runtime の一部ではありません。このアセンブリをソリューションと共に配置する必要があります。詳細については、「Visual Studio Tools for Office Runtime のアセンブリ」を参照してください。
例
スレッド セーフ
この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。