方法: ロード テスト シナリオで使用するテスト エージェントを指定する
新しいロード テスト ウィザードでロード テストを作成した後で、ロード テスト エディターを使用して、テストのニーズや目標に合わせてシナリオのプロパティを変更できます。詳細については Step 2.0 - Creating and Changing a Scenario in the New Load Test Wizard.
[!メモ]
ロード テスト シナリオの各プロパティとその説明の一覧については、「ロード テスト シナリオのプロパティ」を参照してください。
要件
- Visual Studio Ultimate
エージェントは、ロード テスト エディターの [プロパティ] ウィンドウで [使用するエージェント] プロパティを変更することによって指定されます。
コントローラーおよびエージェントを使用してリモートでロード テストを実行する場合は、シナリオに使用するエージェントを指定できます。たとえば、特定のエージェントのセットを指定することで、パフォーマンスの傾向を分析する際の一貫性を維持することができます。エージェントを地理的に分散して、実行するスクリプトとエージェントの場所の間に親和性を持たせることもできます。
ヒント |
---|
エージェントをリモート サイトに物理的に配置するのではなく、ネットワーク エミュレーションを使用して低速なネットワークをエミュレートする方法もあります。詳細については、「ロード テスト シナリオでの仮想ネットワークの種類の指定」および「ロード テスト シナリオでの仮想ネットワークの種類の指定」を参照してください。 |
詳細については テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの実行の分散.
もう 1 つの理由は、特定のシナリオに必要なソフトウェアが、(すべてではなく) 一部のエージェントにインストールされている場合があるということです。
テストの設定でロールを使用すると、特定のリストの実行に対するエージェントの選択を制御できます。詳細については「コンピューターの設定およびテストの設定を使用した診断情報の収集」および「チュートリアル: ロード テストでのテスト コントローラーとテスト エージェントの使用」を参照してください。
テスト エージェント コンピューターによる CPU 使用率が 75% を超える場合、または使用可能な物理メモリが 10% を下回る場合は、ロード テストにエージェントを追加して、エージェント コンピューターがロード テストのボトルネックにならないようにしてください。
シナリオに使用するエージェントを指定するには
ロード テストを開きます。
ロード テスト エディターが表示されます。ロード テスト ツリーが表示されます。
ロード テスト ツリーの [シナリオ] のフォルダーで、使用するエージェントを指定するシナリオのノードを選択します。
[表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウに、シナリオのカテゴリおよびプロパティが表示されます。
[使用するエージェント] プロパティのテキスト ボックスに、シナリオを実行するエージェントの一覧を入力します。
エージェントは、"Agent1, Agent2, Agent3" のように、コンマで区切る必要があります。プロパティが空白の場合、使用できるすべてのエージェントが使用されます。
[!メモ]
ローカルの実行では、[使用するエージェント] プロパティは無視されます。リモート実行では、[使用するエージェント] で指定されているエージェントが存在しない場合、シナリオのテストは実行されません。
プロパティを変更した後、[ファイル] のメニューの 上書き保存 を選択します。その後で、新しい [使用するエージェント] の値を使用して、ロード テストを実行できます。
参照
処理手順
方法: テスト設定で指定されたテスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用してロード テストを実行する
概念
その他の技術情報
ロード テスト エディターを使用したロード テスト シナリオの編集
新しいロード テスト ウィザードを使用したロード テストの作成
Step 2.0 - Creating and Changing a Scenario in the New Load Test Wizard