VCCodeDelegate インターフェイス
__delegate キーワードで宣言されているデリゲート コード要素を表すオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("AA1C2E22-4790-4557-841D-494DFA1A039A")> _
Public Interface VCCodeDelegate
[GuidAttribute("AA1C2E22-4790-4557-841D-494DFA1A039A")]
public interface VCCodeDelegate
[GuidAttribute(L"AA1C2E22-4790-4557-841D-494DFA1A039A")]
public interface class VCCodeDelegate
[<GuidAttribute("AA1C2E22-4790-4557-841D-494DFA1A039A")>]
type VCCodeDelegate = interface end
public interface VCCodeDelegate
VCCodeDelegate 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | この項目のアクセス属性を取得または設定します。 | |
Attributes | 親オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
BaseClass | オブジェクトが継承しているクラスを取得します。 | |
Bases | この項目が派生するクラスのコレクションを取得します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DerivedTypes | このオブジェクトから派生したオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
DisplayName | 親オブジェクトのフル ネームを取得します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得または設定します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | 親オブジェクトの終了点を返します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを取得します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。 | |
File | VCCodeDelegate オブジェクトが宣言されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を取得します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsDerivedFrom | オブジェクトが他のオブジェクトをベースにしているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsReadOnly | VCCodeDelegate オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsZombie | VCCodeDelegate オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | 親オブジェクトの宣言の位置を取得します。 | |
Members | この要素に含まれている項目のコレクションを取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespace | 親名前空間を定義するオブジェクトを取得します。 | |
Parameters | このアイテムのパラメーターのコレクションを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
Prototype | このオブジェクトのスタブの定義を保持する文字列を返します。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | 親オブジェクトの開始点を取得します。 | |
Type | プログラムで使用する型を表すオブジェクトを取得または設定します。 | |
TypeString | 型の文字列形式を使用して、親オブジェクトの型を取得または設定します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddBase | 継承したオブジェクトのリストに項目を追加します。 | |
AddParameter | 新しいパラメーター コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定されたコード要素が親コード要素と同一かどうかを判断します。 | |
RemoveBase | ベースのリストからオブジェクトを削除します。 | |
RemoveMember | メンバー コード構成を削除します。 | |
RemoveParameter | 引数リストからパラメーターを削除します。 |
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解説
VCCodeDelegate オブジェクトは、ソース ファイルのデリゲート コード要素を表します。このオブジェクトを使用すると、特定のコード要素に関する情報を変更または取得できます。
[!メモ]
このオブジェクトの機能の大部分は、Visual Studio の CodeDelegate オブジェクトによって提供されます。詳細については、CodeDelegate オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、親オブジェクトのすべてのデリゲートを取得し、各デリゲート名を表示します。
[Visual Basic]
Sub GetAllDelegates()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcDelegate As VCCodeDelegate
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
For Each vcDelegate in vcCM.Delegates
MsgBox(vcDelegate.DisplayName)
Next
End Sub