VCCodeStruct インターフェイス
ソリューションのソース コード内の構造体コード要素を表すオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("C081FF00-0648-44AA-9CE1-511D7D5FC070")> _
Public Interface VCCodeStruct
[GuidAttribute("C081FF00-0648-44AA-9CE1-511D7D5FC070")]
public interface VCCodeStruct
[GuidAttribute(L"C081FF00-0648-44AA-9CE1-511D7D5FC070")]
public interface class VCCodeStruct
[<GuidAttribute("C081FF00-0648-44AA-9CE1-511D7D5FC070")>]
type VCCodeStruct = interface end
public interface VCCodeStruct
VCCodeStruct 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | 項目のアクセス属性を定義します。 | |
Attributes | 親オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
Bases | この項目が派生するクラスのコレクションを取得します。 | |
BodyText | オブジェクトの本体テキストを取得または設定します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
Classes | 親オブジェクトのクラスのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを返します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DataTypeKind | ||
DeclarationText | オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DerivedTypes | このオブジェクトから派生したオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
DisplayName | オブジェクトの完全な名前を取得します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得または設定します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | オブジェクトの終了点を取得します。 | |
Enums | オブジェクトの列挙値のコレクションを取得します。 | |
Events | オブジェクトのイベントのコレクションを取得します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを返します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。 | |
File | このオブジェクトが定義されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
Functions | オブジェクトの関数のコレクションを取得します。 | |
ImplementedInterfaces | このオブジェクトによって実装されたインターフェイスのコレクションを取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を説明します。 | |
IsAbstract | 項目を抽象項目として宣言するかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsDerivedFrom | オブジェクトが他のオブジェクトをベースにしているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsFinal | ||
IsInjected | コード要素が、属性またはマクロの展開によって挿入されたかどうかを取得します。 | |
IsManaged | マネージ オブジェクトであるどうかを設定または取得します。 | |
IsReadOnly | オブジェクトを含んでいるファイルが読み取り専用かどうかを取得します。 | |
IsSealed | __sealed キーワードが親オブジェクトに適用されるかどうかを設定します。または、適用されているかどうかを取得します。 | |
IsTemplate | オブジェクトがテンプレートかどうかを取得します。 | |
IsValue | __value キーワードがオブジェクトに適用されるかどうかを設定します。または、適用されているかどうかを取得します。 | |
IsZombie | オブジェクトが存在するかどうかを取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | オブジェクトの宣言の位置を返します。 | |
Members | この要素に含まれている項目のコレクションを取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespace | 親名前空間を定義するオブジェクトを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Parts | ||
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project を取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
Properties | オブジェクトのプロパティのコレクションを取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | オブジェクトの開始点を取得します。 | |
Structs | オブジェクトの構造体要素のコレクションを取得します。 | |
TemplateParameters | テンプレート パラメーターのコレクション。 | |
Templatizations | インフラストラクチャ。マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
Typedefs | オブジェクトの Typedef 要素のコレクションを取得します。 | |
Unions | オブジェクトの union 要素のコレクションを取得します。 | |
Variables | オブジェクトの変数のコレクションを取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddBase | 継承したオブジェクトのリストに項目を追加します。 | |
AddClass | 新しいクラス コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddDelegate | 新しいデリゲート コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddEnum | 新しい列挙コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddEvent | インフラストラクチャ。マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
AddFunction | 新しい関数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddImplementedInterface | 継承したオブジェクトのリストにインターフェイスを追加します。 | |
AddProperty | 新しいプロパティ コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddStruct | 新しい構造体コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddTemplateParameter | テンプレート定義にパラメーターを追加します。 | |
AddTypedef | オブジェクトに typedef ステートメントを追加します。 | |
AddUnion | オブジェクトに union ステートメントを追加します。 | |
AddVariable | 新しい変数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定されたコード要素が親コード要素と同一かどうかを判断します。 | |
RemoveBase | ベースのリストからオブジェクトを削除します。 | |
RemoveInterface | 実装されているインターフェイスのリストからインターフェイスを削除します。 | |
RemoveMember | メンバー コード構成を削除します。 | |
RemoveTemplateParameter | テンプレート定義からパラメーターを削除します。 | |
ValidateMember | 指定された名前が、親オブジェクトのコンテキスト内で指定されている種類に適した有効な Visual C++ の名前かどうかを検証します。 | |
ValidateMemberName |
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解説
VCCodeStruct オブジェクトは、既存の関数構造を変更するために使用します。
[!メモ]
このオブジェクトの機能の大部分は、Visual Studio の CodeStruct オブジェクトによって提供されます。詳細については、CodeStruct オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、現在のソリューションにあるすべての構造体コード要素を取得し、各構造体名をメッセージ ボックスに表示します。
[Visual Basic]
Sub GetAllStructs()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcStruct As VCCodeStruct
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
For Each vcStruct in vcCM.Structs
MsgBox(vcStruct.DisplayName)
Next
End Sub