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方法: Web パフォーマンス テストのページ応答時間の目標を設定する

Web アプリケーションでは、各 Web ページの読み込みにかかる時間が重要です。これは応答時間と呼ばれます。Web パフォーマンス テストを作成する際に、Web ページ要求ごとに応答時間の目標を Web パフォーマンス テストに設定できます。要求の応答時間の目標が達成されたと見なされるのは、ページとそのページのすべての依存要求が、目標に指定された時間内に取得された場合だけです。既定では、Web パフォーマンス テストを新しく作成するとき、要求に対する応答時間の目標は設定されません。

ロード テストにおいて Web パフォーマンス テストをストレス下で実行する場合は、ページごとに次の値を分析できます。

  • ページの平均応答時間

  • ページの応答時間の目標を達成したテストの反復処理の割合

ヒントヒント

Web パフォーマンス テストを失敗にする必要がある場合は、組み込みの検証規則である "応答時間の目標" の許容範囲を 0 以外の値に設定することをお勧めします。詳細については、「Web パフォーマンス テストでの検証規則と抽出ルールの使用」を参照してください。

詳細については、「方法: ロード テスト アナライザーを使用してロード テストにおける Web ページ応答時間を表示する」を参照してください。

要件

  • Visual Studio Ultimate

要求の応答時間の目標の設定

要求の応答時間の目標を設定するには

  1. Web パフォーマンス テストを開きます。

    Web パフォーマンス テスト エディターが開き、Web パフォーマンス テストの要求ツリーが表示されます。

  2. 要求ツリーで、応答時間の目標を設定する要求を選択します。

  3. [プロパティ] ウィンドウで、[応答時間の目標] プロパティに値を入力します。

    [!メモ]

    応答時間の目標を削除するには、値に「0」を入力します。

  4. [ファイル] メニューで、Web パフォーマンス テストを保存するに [保存] を選択します。

参照

処理手順

方法: ロード テスト アナライザーを使用してロード テストにおける Web ページ応答時間を表示する

方法: Web パフォーマンス テストで要求の詳細を設定する

関連項目

Web パフォーマンス テスト エディターの概要

その他の技術情報

Web パフォーマンス テスト エディターを使用した Web パフォーマンス テスト記録のカスタマイズ

Web パフォーマンス テストの作成と編集