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方法 : Visual Basic でユーザー設定を変更する

My.Settings オブジェクトで設定のプロパティに新しい値を割り当てると、ユーザー設定を変更できます。

My.Settings オブジェクトでは、各設定がプロパティとして公開されています。プロパティの名前は設定の名前と同じで、プロパティの型は設定の型と同じです。プロパティが読み取り専用かどうかは、設定のスコープで決定されます。つまり、アプリケーション スコープの設定のプロパティは読み取り専用であるのに対し、ユーザー スコープの設定のプロパティは読み書き可能です。詳細については、「My.Settings オブジェクト」を参照してください。

[!メモ]

ユーザー スコープ設定の値は実行時に変更および保存できますが、アプリケーション スコープ設定は読み取り専用であり、プログラムから変更できません。アプリケーション スコープの設定は、アプリケーションを作成するときにプロジェクト デザイナーを使用するか、またはアプリケーションの構成ファイルを編集して変更できます。詳細については、「アプリケーションの設定の管理」を参照してください。

使用例

この例では、Nickname ユーザー設定の値を変更します。

Sub ChangeNickname(ByVal newNickname As String)
    My.Settings.Nickname = newNickname
End Sub

この例が動作するためには、アプリケーションに String 型の Nickname ユーザー設定が必要です。

アプリケーションがユーザー設定を保存するのは、アプリケーションが終了するときです。設定をすぐに保存するには、My.Settings.Save メソッドを呼び出します。詳細については、「方法 : Visual Basic でユーザー設定を永続化する」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : Visual Basic でアプリケーション設定を読み取る

方法 : Visual Basic でユーザー設定を永続化する

方法 : Visual Basic でユーザー設定のためのプロパティ グリッドを作成する

関連項目

My.Settings オブジェクト

概念

アプリケーションの設定の管理