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COleDateTime::SetTime

この COleDateTime オブジェクトの時刻を設定します。

int SetTime(
   int nHour,
   int nMin,
   int nSec 
) throw( );

パラメーター

  • nHour, nMin, nSec
    この COleDateTime オブジェクトにコピーされる時刻コンポーネント。

戻り値

この COleDateTime オブジェクトの値が正常に設定された場合は 0。それ以外の場合は 1。この戻り値は、DateTimeStatus 列挙型に基づきます。詳細については、SetStatus メンバー関数を参照してください。

解説

時刻は指定した値に設定されます。日付は日付 0、つまり 1899 年 12 月 30 日に設定されます。

各パラメーターの範囲は、次の表を参照してください。

パラメーター

範囲

nHour

0 – 23

nMin

0 – 59

nSec

0 – 59

パラメーターで指定した時刻値が無効な場合、このオブジェクトの状態は無効に設定され、値は変わりません。

時刻値のいくつかの例を次に示します。

nHour

nMin

nSec

1

3

3

01:03:03

23

45

0

23:45:00

25

30

0

無効

9

60

0

無効

日付と時刻の両方を設定するには、「COleDateTime::SetDateTime」を参照してください。

この COleDateTime オブジェクトの持つ値を問い合わせる他のメンバー関数については、次のメンバー関数を参照してください。

COleDateTime 値の範囲の詳細については、「日付と時刻: オートメーションのサポート」を参照してください。

使用例

SetDate の例を参照してください。

必要条件

ヘッダー : atlcomtime.h

参照

関連項目

COleDateTime クラス

階層図

COleDateTime::COleDateTime

COleDateTime::SetDateTime

COleDateTime::operator =

COleDateTime::GetStatus

COleDateTime::m_dt