次の方法で共有


Visual Studio での開発設定のカスタマイズ

Visual Studio では、フォント、色、メニュー、ツール バー、ウィンドウの場所、およびショートカット キーをカスタマイズでき、テンプレートを作成し、外部ツールを使用し、拡張機能を管理することもできます。Visual Studio をどのようにカスタマイズする場合でも、変更を共有し、すべての設定を既定値に戻してやり直すことさえできます。

カスタマイズの設定はファイルに自動的に保存されるため、Visual Studio を閉じて再開しても設定は維持され、Visual Studio のサインインに使用するどのコンピューターにも適用されます。「Visual Studio へのサインイン」を参照してください。

このトピックの内容

一般的なカスタマイズのタスク

既定の環境設定の指定

Visual Studio を初めて開始すると、最も頻繁に行う開発の種類を指定します。すると、Visual Studio はその開発の種類に応じて一部の設定を最適化します。その選択によって一部の値が決まりますが、それを変更するには初期の選択を見直す必要があります。「変更を元に戻す」を参照してください。

[既定の環境設定の選択] ダイアログ ボックス

[オプション] ダイアログ ボックスでの設定のカスタマイズ

詳細レベルで Visual Studio をカスタマイズする場合は、[オプション] ダイアログ ボックスで幾百もの設定を変更できます。

  • メニュー バーの [ツール][オプション] の順にクリックします。

変更を元に戻す

  1. メニュー バーで、[ツール] から [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。

  2. [すべての設定をリセット] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  3. [いいえ、現在の設定を上書きして設定をリセットします] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  4. コレクションの一覧で、使用するコレクションを選択し、[完了] を選択します。

    カスタマイズを元に戻すには、現在持っているものと同じコレクションをクリックします。異なるコレクションに変更するには、次に使用するコレクションをクリックします。

カスタマイズした設定の共有

カスタマイズを共有するには、変更をファイルにエクスポートし、他のユーザーがそのファイルをインポートします。

設定のエクスポート

  1. メニュー バーで、[ツール] から [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。

  2. [選択された環境設定をエクスポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  3. エクスポートする設定の種類に対応するチェック ボックスがオンになっており、他のすべてのチェック ボックスがオフになっていることを確認して、[次へ] をクリックします。

    Caution メモ注意

    一部の設定には、ユーザー本人または使用しているコンピューターに関する情報が含まれる場合があります。たとえば、ネットワーク上の共有フォルダーにプロジェクトを保存するよう Visual Studio をカスタマイズしている場合、設定ファイルにはそのフォルダーへのパスが含まれます。このファイルをエクスポートして他のユーザーと共有する場合、設定をインポートしたユーザーはだれでもこのネットワーク共有を参照できます。外部ツール一覧コマンド ウィンドウ エイリアスなど、安全でない可能性がある設定の横には警告アイコンが表示されます。

  4. (省略可能) 設定ファイルに名前を付けるか、保存先の別のパスを入力するか、その両方を行います。

    デフォルトで、設定ファイルには Currentsettings.vssettings という名前が付けられており、%USERPROFILE%\Documents\Visual Studio 2013\Settings に保存されています。

  5. [完了] をクリックします。

設定をインポートするには

  1. メニュー バーで、[ツール] から [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。

  2. [選択された環境設定をインポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  3. 既存の設定を保存するかどうかを指定するために、該当するオプション ボタンをクリックして、[次へ] をクリックします。

  4. 既定の設定および設定ファイルの一覧で、適切な項目を選択し、[次へ] をクリックします。

  5. カテゴリの一覧で、インポートする設定の種類に対応するチェック ボックスがオンになっており、他のすべてのチェック ボックスがオフになっていることを確認して、[完了] をクリックします。