IdentityManager.CreateInstance メソッド

IdentityManager のグローバル インスタンスをインスタンス化し、初期化します。

名前空間 : Microsoft.WindowsLive.Id.Client
アセンブリ : Microsoft.WindowsLive.Id.Client (microsoft.windowslive.id.client.dll 内)

構文

'宣言

  Public Shared Function CreateInstance ( _
    appId As String, _
    appName As String _
) As IdentityManager

  public static IdentityManager CreateInstance (
    string appId,
    string appName
)

  public:
static IdentityManager^ CreateInstance (
    String^ appId, 
    String^ appName
)

  public static IdentityManager CreateInstance (
    String appId, 
    String appName
)

  public static function CreateInstance (
    appId :String, 
    appName :String
) : IdentityManager

パラメータ

• appId
  アプリケーション ID。詳細については、「アプリケーション ID の取得」を参照してください。

• appName
  アプリケーションの名前。最大 128 文字です。

戻り値

グローバルの IdentityManager オブジェクト インスタンス。

例外

例外の種類	状態
WLLogOnException	WLLogOnException がスローされる状態の詳細については、「ErrorString」を参照してください。

解説

IdentityManager クラスは、使用する前に初期化しなければなりません。静的メソッドの CreateInstance を呼び出すことにより、IdentityManager の新しいインスタンスが初期化され使用できる状態で返されます。

サンプル アプリケーションの次の図で示したように、appName に指定した値は、Authenticate を呼び出したときにサインイン ダイアログ ボックスに表示されます。

例

次の例は、CreateInstance を使用して、グローバルの IdentityManager オブジェクト インスタンスをインスタンス化し、初期化する方法を示しています。

        public MainWindow()
        {
InitializeComponent();
//IdentityManager のグローバル インスタンスの初期化を試行します。
try
            {
                oIDMgr = IdentityManager.CreateInstance("Tailspin Toys;someone@tailspintoys.com;Tailspin Toys Application", "Windows Live ID Client Sample");
            }
catch (WLLogOnException wlex)
            {
//FlowUrl が定義されているかどうかを確認します。
if (wlex.FlowUrl != null)
                {
//FlowUrl が定義されている場合、ユーザーを Web ページに誘導し、エラーを修正させます。
MessageBox.Show(wlex.ErrorString + " " + wlex.FlowUrl.AbsoluteUri + "に移動し、エラーの原因となる状況を修正してください");
                }
else
                {
//FlowUrl が定義されていない場合は、単純に ErrorString を表示します。
MessageBox.Show(wlex.ErrorString);
                }
            }

スレッド セーフティ

この型の public static (Visual Basic ではShared) メンバーはすべてスレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合はスレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

Windows Vista、Windows XP Professional Service Pack 2 (SP2)

対象プラットフォーム

Windows Vista、Windows XP Professional SP2、Windows XP Home Edition SP2

関連項目

参照

IdentityManager クラス
IdentityManager メンバー
Microsoft.WindowsLive.Id.Client 名前空間
IdentityManager クラス
Identity クラス
WLLogOnException