個人用設定のセットアップ方法
アプリケーションに個人用設定を実装するには、認証または自動サインイン (必要な場合には両方) を実装済みでなければなりません。
ユーザーを認証する方法の詳細については、「認証の実装」または「自動サインインの実装」を参照してください。
.NET Framework Configuration システム API を呼び出せるようにするため、先に次の手順に従って Visual Studio でコンポーネントへの参照を追加しておく必要があります。
参照を追加するには
Visual Studio でプロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラで、[参照] を右クリックし、[参照の追加] をクリックします (下図)。
[コンポーネント名] で [System.Configuration] を見つけて選択し、[OK] をクリックします。
コード内で参照を使用するには、using ディレクティブ (C# の場合) または Imports ステートメント (Visual Basic の場合) のいずれかを使用して、その参照を組み込む必要があります。次のコードは、サンプル アプリケーションからの抜粋です。
using System.Configuration;
すべてのコードでアクセスできるように、Configuration オブジェクトのグローバル インスタンスを格納する変数をクラス レベルで宣言することをお勧めします。次のコードは、サンプル アプリケーションからの抜粋です。
public partial class MainWindow :Form
{
IdentityManager oIDMgr;
Identity oID;
public static string currentUserName = "";
public string currentBgColor = "";
public static string defaultUserName = "";
public static string tempBgColor = "";
public static string tempDefaultUserName = "";
System.Configuration.Configuration config = ConfigurationManager.OpenExeConfiguration(ConfigurationUserLevel.None);
このコードでは、config 変数を定義し、さらに ConfigurationManager.OpenExeConfiguration メソッドを呼び出してこの変数を初期化しています。
関連項目
タスク
Windows Live ID サンプル アプリケーションの実行
概念
個人用設定の実装方法
自動サインインの実装
クライアント アプリケーション用 Windows Live ID のコード サンプル