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SOAP を使用してアクセスする方法

HTTP ベースの SOAP 呼び出しを使用して Windows Live ID 対応のサイトやサービスにアクセスするには、まずそのサービスを定義する Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルの URL を見つける必要があります。特定の Windows Live ID サービスの WSDL を参照する URL を入手するには、そのサービスのドキュメントを参照してください。

アクセスするサービスの WSDL を参照する URL を入手したら、Microsoft Visual Studio でアプリケーション プロジェクトに Web 参照を追加します。Web 参照を追加するには、次の手順を実行します。

Web 参照を追加するには

  1. Visual Studio でプロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラで、[参照] を右クリックし、[Web 参照の追加] をクリックします (下図)。

  3. [URL] に、アクセスするサービスの WSDL を参照する URL を入力します。たとえば、Windows Live Search への参照を追加するには、「https://soap.search.msn.com/webservices.asmx?wsdl」を URL として入力します。

  4. [移動] をクリックします。

  5. [Web 参照名] ボックスに表示される既定の Web 参照名をそのまま使用するか、またはこのテキスト ボックスに独自の名前を入力します。[参照の追加] をクリックして、プロジェクトに Web 参照を追加します。

Visual Studio で、指定された URL からダウンロードした WSDL を使用してプロキシ クラスが生成されます。このプロキシ クラスを使用して SOAP メソッドにアクセスできます。その方法は他のマネージ ライブラリを使用する場合とまったく同じです。コード内で Web 参照を使用するには、using ディレクティブ (C# の場合) または Imports ステートメント (Visual Basic の場合) のいずれかを使用して、その参照を組み込む必要があります。たとえば、Windows Live Search に対して既定の Web 参照名を使用する場合は、次のコード行を挿入します。

[C#]
using WindowsSearchForm.MSNSearch;

[Visual Basic]
Imports WindowsSearchForm.MSNSearch

一般的に、SOAP を使用して Windows Live ID 対応のサイトまたはサービスにアクセスするには、コードで次のような手順を実行します。

  1. Authenticate メソッドを使用してユーザーを認証します。
  2. GetTicket メソッドを使用してサービス固有のチケットを入手します。
  3. 手順 2. で入手したチケットを、後続の SOAP メソッドの呼び出しで SOAP 要求ヘッダーとして追加します。

特定の Windows Live ID 対応のサイトまたはサービスの SOAP API の使用方法の詳細については、そのサービスのドキュメントを参照してください。

関連項目

タスク

ローカル API を使用してアクセスする方法

概念

XML-RPC を使用してアクセスする方法