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Description プロパティ

エラーと関連付ける、エラーを説明する文字列を設定します。

object.Description [= stringexpression]

引数

  • object
    必ず指定します。Err オブジェクトを指定します。
  • stringexpression
    省略可能です。エラー メッセージを表す文字列式を指定します。

解説

Description プロパティには、エラーに関する簡単な説明を定義します。このプロパティを使用して、処理できないエラーまたは処理しないエラーをユーザーに警告してください。ユーザー定義エラーを生成するときには、エラーに関する簡単な説明をこのプロパティに割り当てます。Description プロパティを設定しない場合で、Number プロパティの値が Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition (VBScript) の実行時エラーに対応している場合にエラーが発生すると、Error 関数の戻り値 (エラー メッセージ) が Description プロパティに設定されます。

On Error Resume Next
Err.Raise 6   ' オーバーフロー エラーを発生させます。
MsgBox ("エラー番号 " & CStr(Err.Number) & " " & Err.Description)
Err.Clear   ' エラーのクリア。

必要条件

バージョン 1

参照

Err オブジェクト | HelpContext プロパティ | HelpFile プロパティ | Number プロパティ | Source プロパティ

対象: Err オブジェクト