toLocaleString メソッド
実行されるロケールでの既定の書式を使用して日付データを文字列に変換します。
dateObj.toLocaleString()
dateobj には、Date オブジェクトの名前を指定します。
解説
戻り値は、実行されるロケールでの既定の書式で表わされる日付データの入った String オブジェクトです。
- 西暦 1601 から 1999 年の場合、日付はユーザーのコントロール パネルの地域設定に基づいた形式になります。
- この範囲以外の日付の場合、toString メソッドの既定の形式が使用されます。
たとえば、1 月 5 日が格納されている Date オブジェクトに対し、toLocaleString メソッドを実行します。アメリカの書式の場合、"01/05/96 00:00:00" という文字列が返されます。しかし、ヨーロッパの通常の書式の場合、月より日が前になるため "05/01/96 00:00:00" という文字列が返されます。
メモ toLocaleString はユーザーに結果を表示する目的だけで使用されます。この結果は、マシンの仕様によって異なるため、スクリプト内での処理の基準としては使用しないでください。
使用例
次のコードは、toLocaleString メソッドの使用例です。
function toLocaleStrDemo(){
var d, s; // 変数を宣言します。
d = new Date(); // Date オブジェクトを作成します。
s = "現在の設定は、";
s += d.toLocaleString(); s += " です。"; // 現在のロケールに変換します。
return(s); // 変換された日付を返します。
}
必要条件
参照
対象: Array オブジェクト | Date オブジェクト | Number オブジェクト | Object オブジェクト