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SkiaSharp の効果

SkiaSharp の SKPaint クラスでは、"効果" という一般的な用語に分類できる 6 つのプロパティが定義されています。 これらは、グラフィックスの通常の表示を何らかの方法で変更するプロパティです。 SkiaSharp の効果は、次の 6 つのカテゴリに分類されます。

パスの効果

破線を表示したり、パスから作成されたパターンで領域のストロークや塗りつぶしを行ったりするには、SKPaintPathEffect プロパティを SKPathEffect 型のオブジェクトに設定します。 パス効果については、このシリーズの前出の記事「SkiaSharp のパス効果」で説明しました。

シェーダー

線形または円形のグラデーション、タイル ビットマップ、パーリン ノイズ パターンを表示するには、SKPaintShader プロパティを SKShader 型のオブジェクトに設定します。

ブレンド モード

ソース グラフィックが描画先に表示されるときの動作を制御するには、SKPaintBlendMode プロパティを SKBlendMode 列挙型のメンバーに設定します。 SkiaSharp では、Porter-Duff モード、分離可能なブレンド モード、分離不可能なブレンド モードなど、CSS のすべての合成モードとブレンド モードがサポートされています。

マスク フィルター

ぼかしやその他のアルファ効果の場合は、SKPaintMaskFilter プロパティを SKMaskFilter 型のオブジェクトに設定します。

イメージ フィルター

ビットマップをぼかしたり、ドロップ シャドウ、エンボス、エッチングなどの効果を作成したりするには、SKPaintImageFilter プロパティを SKImageFilter 型のオブジェクトに設定します。

色フィルター

テーブルまたはマトリックス変換を使って色を変更するには、SKPaintColorFilter プロパティを SKColorFilter 型のオブジェクトに設定します。

これらの記事のサンプル コードはすべてサンプルにあります。 ホーム ページで「SkiaSharp の効果」を選んでください。