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DockerSection クラス

環境の仕様に合わせて構築された Docker イメージをカスタマイズするための設定を定義します。

DockerSection クラスは、指定した環境を含む最終的な結果の Docker イメージをカスタマイズおよび制御するために、 Environment クラスで使用されます。

クラス DockerSection コンストラクター。

コンストラクター

DockerSection(**kwargs)

注釈

次の例は、docker ステップを文字列として読み込む方法を示しています。


   from azureml.core import Environment
   myenv = Environment(name="myenv")
   # Specify docker steps as a string.
   dockerfile = r'''
   FROM mcr.microsoft.com/azureml/openmpi4.1.0-ubuntu20.04
   RUN echo "Hello from custom container!"
   '''

   # Alternatively, load from a file.
   #with open("dockerfiles/Dockerfile", "r") as f:
   #    dockerfile=f.read()

   myenv.docker.base_dockerfile = dockerfile

環境での Docker の使用の詳細については、Docker の有効化に関する記事を参照してください。

変数

名前 説明
enabled
bool

Docker コンテナー内でこの実行を実行するかどうかを示します。 既定値は False です。 非推奨: azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。
base_image
str

Docker ベースの実行に使用される基本イメージ。 "base_dockerfile" 変数と "build_context" 変数と相互に排他的です。 値の例: "ubuntu:latest"。
base_dockerfile
str

Docker ベースの実行に使用される基本 Dockerfile。 "base_image" 変数と "build_context" 変数を同時に使用することはできません。 例: 行 1 "FROM ubuntu:latest" の後に 2 行目の "RUN echo 'Hello world!' が続きます。 既定値は None です。
build_context
DockerBuildContext

環境の作成に使用する Docker ビルド コンテキスト。 "base_image" 変数と "base_dockerfile" 変数は相互に排他的です。 既定値は None です。
base_image_registry
ContainerRegistry

基本イメージを含むイメージ レジストリ。
platform
DockerImagePlatform

オペレーティング システムと CPU アーキテクチャ:Docker イメージのイメージ。
enabled

Docker コンテナー内でこの実行を実行するかどうかを示します。 既定値は False です。 非推奨: azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。
shared_volumes
bool

共有ボリュームを使用するかどうかを示します。 Windows で共有ボリュームのバグを回避するために必要な場合は False に設定します。 既定値は True です。 非推奨: azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。
gpu_support
bool

廃止。 Azure Machine Learning では、使用可能な場合に NVIDIA Docker 拡張機能が自動的に検出され、使用されるようになりました。
arguments
list

Docker run コマンドに渡す追加の引数。 既定値は None です。 非推奨: azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。

属性

arguments

廃止。 azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。

base_dockerfile

Docker ベースの実行に使用される基本 dockerfile を取得または設定します。

base_image

Docker ベースの実行に使用される基本イメージを取得または設定します。

build_context

Docker ベースの実行に使用される Docker ビルド コンテキストを取得または設定します。

enabled

廃止。 azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。

gpu_support

廃止。 Azure では、NVIDIA Docker 拡張機能が使用可能になったときに自動的に検出され、使用されます。

shared_volumes

廃止。 azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。

shm_size

廃止。 azureml.core.runconfig.DockerConfiguration クラスを使用します。