Microsoft Fabric では、最適なパフォーマンスと信頼性を維持するために調整が使用されます。 Fabric では、ユーザーごとの時間枠内の API 呼び出しの数が制限されるため、呼び出し元は特定のパブリック API に対して一定量の呼び出しのみを行うことができるため、公平なリソースの割り当てとシステムの安定性と信頼性が確保されます。
調整ポリシーは、API 呼び出し元と API 自体の両方で行われます。 つまり、Fabric では、特定の呼び出し元が特定の API に対して実行できる呼び出しの数が制限されます。
調整メッセージ
ユーザーが時間枠内に事前に定義された制限を超える要求を多数送信すると、Fabric はそのユーザーからの要求をさらに短時間調整します。
アプリケーションで調整が発生した場合、Fabric は HTTP 状態コード 429 (要求が多すぎます) を返し、応答に Retry-After HTTP ヘッダーが含まれています。これは、呼び出し元のアプリケーションが新しい要求を行う前に待機する必要がある秒数を示します。
このスクリーンショットは応答の例を示しています。この例では、呼び出しを再試行する前にユーザーが 55 秒待機していることを示しています。
考慮事項と制限事項
すべての Fabric 管理者とコア パブリック API 呼び出しが調整されます。