セキュリティ オプションの設定
最終更新日: 2002年12月18日
ローカル ポリシーでは、管理者が既知のセキュリティ関連システム パラメータで構成されたセキュリティ オプションを設定することも可能です。これらの多くは、通常、Regedt32.exe のようなツールを使用してレジストリ値を指定することで設定されます。[セキュリティ オプション] 経由で変更できるセキュリティ関連システム パラメータの全一覧は、『Microsoft Windows 2000 Security Configuration Guide』 の 「Table 3.6 Security Option Settings」 に記載されています。 「必須」コラムには、Windows 2000 ST に準拠するには、セキュリティ オプションを有効と無効いずれに設定すべきか示されています。このコラムが空白の場合、評価された構成のセキュリティ オプションを無効または有効どちらにも設定することができます。
[セキュリティ オプション] は以下のように設定します。
管理者アカウントを使用してログオンします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] ツールを開きます。
ドメイン コントローラを含むコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[グループ ポリシー] タブをクリックして、[編集] をクリックし、[既定のドメイン ポリシー] を編集します。
[グループ ポリシー] ウィンドウで、[コンピュータの構成] を展開し、[Windows の設定]、[セキュリティの設定]、[ローカル ポリシー] の順に移動します。
[セキュリティ オプション] を選択します。
[セキュリティ オプション] ポリシーを設定するには、ポリシー オプションをダブルクリックするか、あるいはポリシーを右クリックして [セキュリティ] タブを開きます。これにより、[セキュリティ ポリシーの設定] ダイアログ ボックスが開きます。
セキュリティ設定を変更するには、[セキュリティ ポリシーの設定] ダイアログ ボックスの [このポリシーの設定を定義する] をチェックし、このセキュリティ オプションを有効と無効いずれに設定するか選択します。
[OK] をクリックし、選択したオプションを確定します
選択したセキュリティ オプションの [セキュリティ ポリシーの設定] ダイアログ ボックスへの入力内容は、オプションの設定要件に応じて異なります。たとえば、ドロップダウン メニューからの選択が必要なセキュリティ オプションもあれば、以下のようにテキストを入力するものもあります。
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以下のサブパラグラフでは、2 種類の方法で Windows 2000 セキュリティ オプションを設定した ST 要件の実装例を示しています。最初の方法は、ローカル コンピュータのセキュリティ ポリシー、またはグループ ポリシーの編集に関するものです。2 番目の方法は、個々のコンピュータのレジストリの直接編集に関するものです。
グループ ポリシーのセキュリティ オプション インターフェイスによるセキュリティ ターゲット要件の設定
バックアップと復元の特権使用の監査
既定では、バックアップと復元の特権の使用は監査されません。[特権使用の監査] ポリシーを有効にし、このセキュリティ オプションを設定すると、バックアップと復元の特権の使用が監査されます。以下の手順で、この機能を有効にして監査イベント エントリを作成すると、ファイルとディレクトリのバックアップ または ファイルとディレクトリの復元の特権 を常時利用できます。
管理者アカウントを使用してログオンします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] ツールを開きます。
ドメイン コントローラを含むコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[グループ ポリシー] タブをクリックして、[編集] をクリックし、[既定のドメイン ポリシー] を編集します。
[グループ ポリシー] ウィンドウで、[コンピュータの構成] を展開し、[Windows の設定]、[セキュリティの設定]、[ローカル ポリシー] の順に移動します。
[セキュリティ オプション] を選択します。
詳細ウィンドウの [バックアップと復元の特権の使用を監査する] をダブルクリックします。
[このポリシーの設定を定義する] ボックスをチェックし、[有効] を選択して [OK] をクリックします。
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[グループ ポリシー] ウィンドウを閉じます。
使用許可の警告の実行
ログオンを許可する前に警告メッセージを表示することをお勧めします。メッセージの表現については、場合により、社内の法律部門と相談する必要があります。このシステムが、承認されたユーザーのみを対象としており、悪用した場合、法的な処分の対象となることをユーザーに知らせるメッセージにしておく必要があります。以下はその一例です。
このシステムは Company XYZ の公的ビジネスのみの利用を目的としています。適切に使用され、セキュリティ メカニズムを欺く行為のないことを確認するため、Company XYZ のコンピュータ システムは監視されています。未承認の使用または意図的なシステムの誤用は、刑事的な処罰の対象となります。
上記のログオン メッセージを以下の手順で [ローカル コンピュータ ポリシー] に追加します。
管理者アカウントを使用してログオンします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] ツールを開きます。
ドメイン コントローラを含むコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[グループ ポリシー] タブをクリックして、[編集] をクリックし、[既定のドメイン ポリシー] を編集します。
[グループ ポリシー] ウィンドウで、[コンピュータの構成] を展開し、[Windows の設定]、[セキュリティの設定]、[ローカル ポリシー] の順に移動します。
[セキュリティ オプション] を選択します。
詳細ウィンドウで、[ログオン時のユーザーへのメッセージのタイトル] をダブルクリックします。
[このポリシーの設定を定義する] ボックスをチェックします。
メッセージのタイトル (「Warning」など) を入力し、[OK] をクリックします。
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[ログオン時のユーザーへのメッセージのテキスト] をダブルクリックします。
[このポリシーの設定を定義する] ボックスをチェックします。
メッセージのテキストを入力し、[OK] をクリックします。
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[グループ ポリシー] ウィンドウを閉じます。
ドメイン クライアントを再起動し、そのドメインへログインすると、ログイン バナー メッセージが表示されます。
このセキュリティ設定は、既定のドメイン GPO と関連付けられているので、ドメイン内のすべてのコンピュータに適用されます。この設定は、セキュリティ パラメータを指定する (個々のコンピュータに定義された) ローカル ポリシーよりも優先されますが、この値を指定する OU ポリシーよりは優先されません。
ログオンを必要としないシャットダウンの無効化
このセキュリティ オプションは、Windows へログオンしなくてもコンピュータをシャットダウンできるかどうかを指定します。このポリシーが有効な場合、Windows ログオン画面にシャットダウン コマンドが表示されます。このポリシーが無効な場合、Windows ログオン画面に、コンピュータをシャットダウンするオプションは表示されません。この場合、システムのシャットダウンを実行するには、ユーザーがコンピュータへ正しくログオンできると共に、システムのシャットダウンのユーザー権利を所有している必要があります。既定のローカル コンピュータ ポリシーにおいて、このオプションはワークステーションでは有効に、サーバーでは無効になっています。
以下の手順で、ドメイン コンピュータの Windows ログオン画面でのシャットダウン ボタンを無効にします。
管理者アカウントを使用してログオンします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] ツールを開きます。
ドメイン コントローラを含むコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[グループ ポリシー] タブをクリックして、[編集] をクリックし、[既定のドメイン ポリシー] を編集します。
[グループ ポリシー] ウィンドウで、[コンピュータの構成] を展開し、[Windows の設定]、[セキュリティの設定]、[ローカル ポリシー] の順に移動します。
[セキュリティ オプション] を選択します。
詳細ウィンドウで、[システムをシャットダウンするのにログオンを必要としない] をダブルクリックします。
[このポリシーの設定を定義する] ボックスをチェックし、[無効] を選択して [OK] をクリックします。
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[グループ ポリシー] ウィンドウを閉じます。
セキュリティ監査をログできない場合の即時的なシステム シャットダウン
このセキュリティ オプションは、セキュリティ イベントのログを実行できない場合、システムをシャットダウンすべきか指定します。このポリシーが有効な場合、セキュリティ監査をログできないと、理由を問わずシステムが停止します。通常、セキュリティ監査ログがいっぱいのときや、セキュリティログの保存方法が [イベントを上書きしない] または **[指定した日数を過ぎたら上書きする]**に指定されている場合に、イベントのログが失敗します。セキュリティ ログがいっぱいで、既存エントリを上書きできない場合に、このセキュリティオプションが有効になっていると、青い画面に以下のようなエラーが表示されます。
既定では、このポリシーは無効です。この設定の場合、システムが自動的にシャットダウンし、レジストリの値が 2 にリセットされます。システムを再起動すると、管理者アカウントだけがログオンできるようになります。そこで管理者は、他のユーザーのログオンを許可する前に、ログを保存または削除し、レジストリ値を 1 へリセットして、システムの再起動を行う必要があります。
注意 : 定期的な監査ログの保存と削除に関する厳密な手順を実装した場合に限り、サーバーとドメイン コントローラ上でこのセキュリティ ポリシーを使用します。このレジストリ設定を使用するには、ユーザーの業務やシステム ネットワーク サービスの混乱を招きかねないシステムの停止を避けるため、厳密な監査保存ポリシーが維持されている必要があります。
以下の手順でこのセキュリティ ポリシーを有効にします。
管理者アカウントを使用してログオンします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] ツールを開きます。
ドメイン コントローラを含むコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[グループ ポリシー] タブをクリックして、[編集] をクリックし、[既定のドメイン ポリシー] を編集します。
[グループ ポリシー] ウィンドウで、[コンピュータの構成] を展開し、[Windows の設定]、[セキュリティの設定]、[ローカル ポリシー] の順に移動します。
[セキュリティ オプション] を選択します。
詳細ウィンドウで、[システムをシャットダウンするのにログオンを必要としない] をダブルクリックします。
[このポリシーの設定を定義する] ボックスをチェックし、[無効] を選択して [OK] をクリックします。
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[グループ ポリシー] ウィンドウを閉じます。
この設定の結果、監査ログがいっぱいで、システムが停止した場合、レジストリ エディタを使用して以下のように復旧します。
警告 : レジストリ エディタを不適切に使用すると、問題解決のために Windows 2000 の再インストールが必要となるような、システム全体に及ぶ重大な問題が生じるおそれがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの使用によって生じた問題の解決について一切保証しません。
権限のある管理者としてログインします。
監査ログの保存と削除を行います。
[スタート] を開き、[ファイル名を指定して実行] を選択して、regedt32 を入力し、**[OK]**をクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE on Local Machine ウィンドウをクリックします。
SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa に移動します。
トピック ウィンドウの CrashOnAuditFail をダブルクリックします。
DWORD エディタの値を 2 から 1 へリセットし、[OK] ボタンをクリックします。
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レジストリ エディタによるセキュリティ ターゲット要件の設定
このサブセクションでは、上記で説明したセキュリティ パラメータを、レジストリ エディタによって Windows 2000 のレジストリを直接編集することで設定する例を示します。
警告 : レジストリ エディタを不適切に使用すると、問題解決のために Windows 2000 の再インストールが必要となるような、システム全体に及ぶ重大な問題が生じるおそれがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの使用によって生じた問題の解決について一切保証しません。
用許可の警告の実行:
レジストリ エディタを終了すると、変更がすぐに実行されるので変更を取り消すオプションがありません。そのためレジストリの編集は極めて慎重に行う必要があります。
レジストリ エディタ (regedt32.exe) を起動するには、[スタート] を開き、[ファイル名を指定して実行]を選択して、regedt32 を入力し、[OK] をクリックします。
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HKEY_LOCAL_MACHINE on Local Machine ウィンドウをクリックします。
展開されていない場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE をダブルクリックします。
SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon に移動します。
トピック ウィンドウの LegalNoticeCaption をダブルクリックします。
セージのタイトル (「Warning」など) を入力し、[OK] をクリックします。
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LegalNoticeText をダブルクリックします。
メッセージのテキストを入力し、[OK] をクリックします。
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[レジストリ] メニューで [レジストリ エディタの終了] を選択します。
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