ユーザー デスクトップのロックとロック解除
最終更新日: 2003年1月17日
セキュリティ上の理由でユーザー デスクトップをロックすることができます。それには、設定した期間、非アクティブな状態が続くと開始されるスクリーン セーバーを使って、自動画面ロックを設定するか、または手動でコンピュータのロックを選択します。コンピュータ画面のロックが実行されると、現在そのコンピュータにログオンしているアカウントのユーザーまたは権限のある管理者以外は、コンピュータを使用することができません。
次の手順に従って、スクリーン セーバーを使った画面ロックを設定することで、ワークステーションに自動画面ロックを設定できます。
ユーザー デスクトップを右クリックし、[プロパティ] を選択します。[画面のプロパティ] ウィンドウが表示されます。
[スクリーン セーバー] タブをクリックします。
[スクリーン セーバー] ドロップダウン メニューから、スクリーン セーバーを選択します。
非アクティブ状態のままシステムが待機する時間を [待ち時間:] ダイアログ ボックスに入力します。この時間を超過するとスクリーン セーバーが起動します。
[パスワードによる保護] ボックスを選択します。
[OK] をクリックして、パスワードによって保護されたスクリーン セーバーを設定します。
以下の手順で、画面ロックを手動で開始することができます。
Ctrl + Alt + Del キーを同時に押すと、信頼されたパスが呼び出され、[Windows のセキュリティ] インターフェイスが表示されます。
[コンピュータのロック] ボタンをクリックします。
[コンピュータのロック] ウィンドウに表示されたとおりに、ユーザー デスクトップがロックされます。
以下の手順で、画面ロックを解除することができます。
Ctrl + Alt + Del キーを同時に押すと、信頼されたパスが呼び出され、ロックを解除するためのログイン インターフェイスが表示されます。
現在ログオンしているユーザーのアカウント名と関連するパスワードを入力します。
[OK] をクリックして、コンピュータ画面のロックを解除します。
スクリーン セーバーを使ったパスワードによる保護や、ユーザー操作によってロックされたユーザー デスクトップへ、緊急にアクセスする必要がある場合、権限のある管理者が次の手順でコンピュータ画面のロックを解除することができます。
Ctrl + Alt + Del キーを同時に押すと、信頼されたパスが呼び出され、ロックを解除するためのログイン インターフェイスが表示されます。
権限のある管理者のアカウント名とパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
現在のユーザーはログオフされ、保存していないファイルが失われることを警告する [Windows のメッセージ] が表示されます。[OK] をクリックして、現在のユーザーをログオフします。
現在のユーザーがログオフされ、管理者または別の承認されたユーザーがコンピュータにログインできます。