WSUS サーバーのセットアップを実行する
前述のトピックを確認したら、WSUS をインストールできます。ローカル Administrators グループのメンバであるアカウントを使用してログオンする必要があります。ローカル Administrators グループのメンバのみが、WSUS をインストールできます。
無人インストールを行う場合は、後述の「付録 A: 無人インストール」を参照してください。
重要
WSUS のリリース ノートには必ず確認してください。リリース ノートには、一般に、リリースに関する重要な最新情報が記載されています。WSUS のリリース ノートは、次の場所に格納されています。
<WSUS のインストール ドライブ>:\Program Files\Update Services\Documentation\ja
サーバーに WSUS をインストールするには
- インストーラ ファイル (WSUSSetup.exe) をダブルクリックします。
注意
WSUSSetup.exe の最新バージョンは、Windows Server Update Services に関する Microsoft の Web サイト (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=47374) で入手できます。
開始ページで、[次へ] をクリックします。
使用許諾契約書の内容をよく確認し、[使用許諾契約書に同意します]、[次へ] の順にクリックします。
[更新元の選択] ページで、クライアント コンピュータが更新プログラムを取得する場所を指定できます。[更新プログラムをローカルに保存する] を選択すると、更新プログラムは WSUS サーバー上に格納されるので、更新プログラムを格納するファイル システムの場所を選択できます。更新プログラムをローカルに格納しない場合は、クライアント コンピュータが Microsoft Update に接続して、承認された更新プログラムを取得します。
選択したら、[次へ] をクリックします。
詳細については、前述の「更新プログラムの格納場所を決定する」を参照してください。
[更新元の選択] ページ
[データベースのオプション] ページで、WSUS データベースの管理に使用するソフトウェアを選択します。既定では、WMSDE は Windows Server 2003 を実行しているコンピュータにインストールされますが、WSUS では、WMSDE のインストール場所を指定することもできます。既定の設定を受け入れるには、[次のコンピュータに SQL Server Desktop Engine (Windows) をインストールする] をクリックします。WMSDE を使用できない場合は、[次のコンピュータにある既存のデータベース サーバーを使用する] をクリックして、ドロップダウン リストからインスタンス名を選択します。
選択したら、[次へ] をクリックします。
詳細については、前述の「WSUS で使用するデータベースを選択する」を参照してください。
[データベースのオプション] ページ
[Web サイトの選択] ページで、WSUS で使用する Web サイトを指定します。2 つの重要な URL に注意してください。1 つは、クライアント コンピュータを WSUS に関連付ける URL で、もう 1 つは、WSUS を構成する WSUS コンソールの URL です。
選択したら、[次へ] をクリックします。
詳細については、前述の「IIS をインストールして構成する」を参照してください。
[Web サイトの選択] ページ
[更新プログラムのミラー化の設定] ページで、この WSUS サーバーに対する管理役割を指定します。集中管理トポロジを使用する場合、アップストリーム WSUS サーバーの名前を入力します。これが初めてネットワークで構成した WSUS サーバーである場合、または、分散管理トポロジを使用する場合、この画面をスキップしてください。
選択したら、[次へ] をクリックします。
管理役割の詳細については、前述の「管理形態を選択する」を参照してください。
[更新プログラムのミラー化の設定] ページ
[Microsoft Windows Server Update Services をインストールする準備ができました] ページで、[次へ] をクリックします。
[Microsoft Windows Server Update Services をインストールする準備ができました] ページ
ウィザードの最後のページで WSUS のインストールが正常に完了したことを確認し、[完了] をクリックします。