グループ カスタマイズ構文リファレンス

groupProps

関連するカスタマイズ オプションをグループ化します。 「リスト」、「コンパクト リスト」および「ギャラリー」レイアウトで有効です。

headerFormatter

グループ ヘッダーの書式設定を定義する JSON オブジェクトです。 この JSON オブジェクトのスキーマは、列の書式設定のスキーマと同じです。 このスキーマとその機能の詳細については、「書式設定構文リファレンス」を参照してください。 「リスト」、「コンパクト リスト」および「ギャラリー」レイアウトで有効です。

footerFormatter

グループ フッターおよびリストのフッターの書式設定を定義する JSON オブジェクトです。 この JSON オブジェクトのスキーマは、列の書式設定のスキーマ (および rowFormatter のスキーマ) と同じです。 このスキーマとその機能の詳細については、「書式設定構文リファレンス」を参照してください。 「リスト」および「コンパクト リスト」レイアウトで有効です。

hideFooter

省略可能な要素です。 ビュー内のリストのフッターまたはグループ フッターを非表示にするかどうかを指定します。 既定では、false になっています (フッターは表示されます)。 true は、ビュー内でフッターが表示されないことを示します。 「リスト」および「コンパクト リスト」レイアウトで有効です。

「リスト」および「コンパクト リスト」レイアウトでは、hideFooterfooterFormatter を上書きします。

特別な文字列値

txtContent、スタイル、および属性の値には文字列または式オブジェクトを指定できます。 グループと集計から値を取得するためのいくつかの特別な文字列パターンがサポートされています。

"@group"

グループ化された列のデータ、表示名、アイテム数にアクセスできるようにします。 「リスト」、「コンパクト リスト」および「ギャラリー」レイアウトで有効です。 groupProps 内でのみ使用できる機能です。

この @group オブジェクトには次のプロパティ (値の例) があります。

{
    "fieldData": "California",
    "columnDisplayName": "City",
    "count": 3
}

書式設定の特別な文字列値」で説明するように、ユーザー フィールドなど、リッチ データを使用したフィールドのサブ プロパティにアクセスすることもできます。

{
  "fieldData": {
    "id": "122",
    "title": "Kalya Tucker",
    "email": "kaylat@contoso.com",
    "sip": "kaylat@contoso.com",
    "picture": "https://contoso.sharepoint.com/kaylat_contoso_com_MThumb.jpg?t=63576928822",
    "department": "Human Resources",
    "jobTitle": "HR Manager"
  },
  "columnDisplayName": "Author",
  "count": 5
}

"@columnAggregate"

集計された列の値、表示名、集計の種類にアクセスできるようにします。 「リスト」および「コンパクト リスト」レイアウトで有効です。 footerFormatter 内でのみ使用できる機能です。

この @columnAggregate オブジェクトには次のプロパティ (値の例) があります。

{
  "value": "3",
  "columnDisplayName": "Approved",
  "type": "Count"
}

"@aggregates"

集計された列の値の配列、表示名、集計の種類にアクセスできるようにします。 「リスト」、「コンパクト リスト」および「ギャラリー」レイアウトで有効です。 groupProps 内でのみ使用できる機能です。

この @aggregates オブジェクトには次のプロパティ (値の例) があります。書式設定 forEach プロパティを使用して反復処理を行います。

[
  {
    "value": "3",
    "columnDisplayName": "Approved",
    "type": "Count"
  },
  {
    "value": "1.2",
    "columnDisplayName": "Growth",
    "type": "Average"
  },
  {
    "value": "0.33%",
    "columnDisplayName": "Rate of change",
    "type": "Variance"
  }
]