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SharePoint サイトを構築する

SharePoint で Web サイトに適したモデルをオーサリングして公開している新規サイトについて説明します。

SharePoint でのサイト発行について (設計者および開発者向け)

SharePoint では、発行サイトを作成するためのサイト作成および発行モデルが導入されています。 発行サイトを使用して、イントラネットまたはインターネット サイトにコンテンツを発行できます。 発行サイトは、主に目的によってチーム サイトなどの他の種類の SharePoint サイトとは異なります。多くのユーザーは発行サイト コンテンツを読みますが、1 つ以上のサイト コレクションからコンテンツを追加、更新、削除することで投稿できるのはごくわずかです。 これらのサイトとチーム サイトを対比します。多くのユーザーが共同作業を行い、コンテンツに投稿する可能性があります。

SharePoint のサイト発行機能を使用し、特定のビジネス ニーズに適合する発行サイトの構築、カスタマイズ、管理ができます。 HTML、CSS、JavaScript スキルのあるプロの設計者、あるいは SharePoint アプリを記述したり、カスタムの .NET コードを使用して、サイトやファーム ソリューションを作成する開発者の場合、SharePoint のサイト機能を使用して次のようなコンテンツのライフ サイクルのすべてのフェーズを管理することができます。

  • サイトのコンテンツの Authoringと再利用。

  • サイトの外観や動作の Brandingと設計。

  • Managing metadata: 分類駆動型サイト ナビゲーション システムを構築可能。

  • 現在のサイト コレクションへのコンテンツのスムーズな Publishing、またはイントラネットとインターネットの境界を越えたサイト コレクション間でのコンテンツの発行。

  • Accessibility - 発行サイトのアクセシビリティを向上させるために使用することができます。

SharePoint での Web サイト発行の設計者および開発者向けの最新情報の概要を表示するには、「SharePoint サイト開発の最新情報」を参照してください。

SharePoint での作成、設計、ブランド化

SharePoint は、Web サイトをデザインする際の新しいアプローチを提供しています。 コンテンツ作成ワークフローは、作成者の最高のコンテンツにあらゆる作成ツールとブランド化ツールを使用してコンテンツを作成できるように改訂されています。 カスタムの .NET コードを記述することなくサイトをブランド化するには、Design Manager を使用してデザイン要素をインポートします。 デザイン マネージャーを使用すると、HTML ベースのマスターページを作成して、サイトのすべてのページで共有されるクロムを定義し、ページのテンプレートをデザインするページ レイアウトを作成することもできます。 カスタム コードを記述する場合は、.NET サーバー、.NET クライアント (CSOM.md)、Silverlight、および JavaScript ライブラリを使用できます。

サイトの発行、クライアント オブジェクト モデル プログラミング、および新しい SharePoint アプリ モデル

新しい .NET クライアント オブジェクト モデル (CSOM) を使用して、SharePoint アドインのモデルを使用して SharePoint アプリを開発できます。.NET クライアント オブジェクト モデルで .NET サーバー プログラミングにも使用できる API の多くを使用できます。.NET クライアント、Silverlight、JavaScript、場合によってはWindows Phone開発がサポートされています。 Web サイトのアプリ開発には、アンケート、アカウント管理アプリ、電子商取引サポート、ソーシャル機能と外部データの発行 Web サイトへの統合、外注コンテンツの追加、モバイル付属アプリのようなものがあります。

Web サイト発行のページ モデル

SharePoint には Web サイト発行のページ モデルが含まれます。 ページ モデルにはマスター ページ、ページ レイアウト、またサイトの構造、コンテンツ、外観、動作をレンダリングするその他のコンポーネントが含まれます。 詳細については、「 SharePoint ページ モデルの概要」を参照してください。

マスター ページとページ レイアウト

マスター ページはメインのテンプレートで、サイトの共有構造要素であるクロムを定義します。 サイト上のすべてのページはこれらの要素を共有し、要素はページ レイアウトのコンテンツを表示するページの領域を定義します。

ページ レイアウトは特定の種類の個々のページで使用されます。 ページ レイアウトにはページ フィールドが配置されています。 個々のページはページ上の個別の要素を定義します。 個々のページはページ レイアウトに基づいており、カスタム コードまたはサイトのユーザーがページのフィールドに入力した内容のいずれかに基づき、Web ブラウザに生成されます。 SharePoint のページ モデルの詳細については、「SharePoint ページ モデルの概要」を参照してください。

クライアント側のレンダリング コントロール

SharePoint の新しいすべてのコントロールはレンダリングされます。 データはクライアントサイドの JSON 配列のコントロールに書き込まれ、JavaScript、CSS、テンプレートを使用してコンテンツを表示することができます。 デザイナーまたは開発者は、ページにコンテンツをレンダリングする方法を制御できます。また、 SharePoint のコンテンツ検索 Web パーツ や表示テンプレートなどの機能を使用して、さまざまなデザイン手法を使用して、発行済みページで必要な外観と動作を取得できます。

サイトとモバイル デバイス

SharePoint での Web サイトの発行は、モバイル開発用に最適化されています。 1 つ以上のデバイスのチャネル (デバイス チャネル) を定義し、各チャネルに代替のマスター ページを割り当て、一意の構造要素またはクロムを設定することができます。 チャネルに任意のページ レイアウトの部分を含めるか除外するかを選択することができ、モバイル チャネルの設計がどのように進行しているかを開発中にプレビューすることができます。

SharePoint でのメタデータとナビゲーション

Microsoft SharePoint Server 2010 に導入された管理メタデータ機能は、SharePoint で改良や拡張が施され、パフォーマンスの向上、ユーザー インターフェイスを通じたより容易なアクセス、管理ナビゲーションと呼ばれる分類に基づくナビゲーションが実現しました。 管理ナビゲーションまたは SharePoint Web サイト構造に基づく構造化ナビゲーションと呼ばれるナビゲーションを使用し、サイト ナビゲーションをビルドできます。 管理ナビゲーションの詳細については、「SharePoint での管理されたメタデータとナビゲーション」および「SharePoint の管理ナビゲーション」を参照してください。

SharePoint でのコンテンツの発行

SharePoint は次のような新しいコンテンツ発行機能を提供し、柔軟性に富み、アクセスしやすい、複雑なトポロジとシナリオをサポートする発行サイトの開発が可能になります。

カタログ

SharePoint では カタログが導入され、サイト コレクション間でコンテンツを発行することができます。 クロスサイト発行機能はカタログに依存します。 それらのカタログを使用すると、サイト間やイントラネット サイトとインターネット サイトの境界を越えてコンテンツを再利用することができます。 定義済み検索クエリについては、カタログは検索でフラグが設定されます。 SharePoint のコンテンツ検索 Web パーツを使用して、サイト コレクション間でカタログに格納されているコンテンツを表示できます。

クロスサイト発行

SharePoint では、複数のサイト コレクション間でコンテンツを再利用するためのクロスサイト発行機能が導入されています。 組み込み式の検索機能を使用して、発行シナリオとアーキテクチャを有効にします。 初めて、SharePoint ファームを越えるサイトを設計でき、サイトがイントラネットおよびインターネット間の境界をまたぐことを可能にします。 CSWP を使用して、サイトとサイト コレクション間で発行された検索データを表示できます。

バリエーションと多言語サイト

SharePoint のバリエーション機能を使用すると、多言語サイトやコンテンツの表現形式を多様化したいサイトを作成できます。 バリエーション機能は、1 つのサイト コレクションに制限されます。 つまり、同じ SharePoint サイト コレクション内の現在の Web サイトとしてソース言語/ロケールのターゲット言語/ロケールの "変型版" を作成できます。 バリエーションには、わかりやすい URL、およびサード パーティにより翻訳用コンテンツをエクスポートまたはインポートする機能を XLIFF ファイル形式でサポートしています。 エクスポート パッケージには、ラベル、翻訳およびレプリケーション用のページ、各種のリスト アイテム (document libraries.md など)、およびナビゲーションを含めることができます。

アクセスしやすいサイト

SharePoint のバリエーション機能を使用すると、アクセスしやすいサイトやさまざまなアクセシビリティのニーズをお持ちの方向けのコンテンツの表現形式に適応するサイトを作成できます。 SharePoint では、"ユーザー補助機能" が提供されています。これは、SharePoint の Web ページを開き、[ユーザー補助機能を有効にする] リンクが表示されるまで、Tab キーを押すことでアクティブにすることができます。 この機能は、標準 HTML の Web ページをスクリーン リーダーになじむように再作成します。 ユーザーが TAB キーを押してこのリンクをフォーカスできるようにすることにより、SharePoint Web ページのさらにアクセスしやすいバージョンを作成することができます。 この場合、JavaScript ベースのドロップダウン メニューはハイパーリンク一覧に変換され、オブジェクトはスクリーン リーダーがコンテンツを理解できるように単純な HTML に変換されます。

関連項目