Excel クライアントからサーバーに保存する
この例では、以下の操作を行う方法を説明します。
編集可能な範囲を含むブックを作成する。
信頼できる場所にある SharePoint ドキュメント ライブラリにブックを保存します。
注:
ここでは、事前に SharePoint ドキュメント ライブラリを作成し、信頼できる場所として既に設定してあることを想定しています。 詳細については、「 方法: 場所を信頼する」を参照してください。
Excel Web Access のパラメーター ウィンドウを使用して、ブック内の値を変更します。
Excel Services にブックを保存する
範囲を含むブックを作成するには
Excel を開始します。
セル A1 に「8」と入力します。
セル A2 に「=3*A1」と入力します。
セル A1 を Excel Web Access 内で編集可能にするために、まずセル A1 を名前付き範囲にする必要があります。
[ 数式] タブをクリックしてから、セル A1 をクリックして選択します。
[ 数式] タブの [ 定義された名前] グループで、[ 名前の定義] をクリックします。
[ 新しい名前] ダイアログ ボックスの [ 名前] ボックスに、「MyAOneParam」と入力します。
Excel Services に保存するには
[ファイル] メニューで [保存と送信] をクリックしてから、[SharePoint に保存] をクリックします。
[SharePoint に保存] ダイアログ ボックスで、[発行オプション] をクリックします。
[ 発行オプション] ダイアログ ボックスの [ 表示] タブで、[ ブック全体] が選択されていることを確認します。
[ パラメーター] タブで、[ 追加] をクリックします。
[ パラメーターの追加] の一覧で、[ MyAOneParam] チェック ボックスをオンにします。
[ OK] をクリックします。 [ パラメーター] リストに "MyAOneParam" が表示されるはずです。
[ OK] をクリックして [ 発行オプション] ダイアログ ボックスを閉じます。
[ SharePoint に保存] ダイアログ ボックスで、[ 名前を付けて保存] をクリックします。
[ 名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、[ ブラウザー上の Excel で開く] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
[ ファイル名] ボックスに、このブックに保管先にする、信頼できる SharePoint ドキュメント ライブラリへのパスを入力します。 たとえば、http:// MyServer002/Shared%20Documents/TestParam.xlsx と入力します。
[ 保存] をクリックします。 Excel Web Access に TestParam.xlsx が表示されるはずです。
パラメーターを使用して値を変更するには
[ パラメーター] ウィンドウに、セル [ A1] の名前付き範囲、つまり [ MyAOneParam] が表示されているはずです。
[ MyAOneParam] の横にあるテキスト ボックスに数値を入力すれば、セル [ A1] とセル [ A2] の値を変更できます。 たとえば、「10」と入力して [ 適用] をクリックすると、セル [ A1] は [ 10] に変更され、セル [ A2] は [ 30] に変更されます。