適用対象:
2016 2019 Subscription Edition 
SharePoint in Microsoft 365
ユーザーが SharePoint Server で情報を検索するのに役立つ簡単な方法は、 クエリ候補を作成することです。 クエリ候補とは、ユーザーがクエリを入力すると、検索ボックスの下に表示される語のことです。
SharePoint Server は、ユーザーが少なくとも 6 回、クエリの検索結果をクリックしたときに、クエリ候補を自動作成します。 たとえば、ユーザーが "コーヒー" というクエリの単語を入力して、検索結果で 6 回クリックすると、"コーヒー" は自動的にクエリ候補になります。 また、クエリのスペル候補も手動で作成できます。 この記事では、やり方を示すために簡単な例を使用します。
クエリ候補ファイルを作成する方法
メモ帳などのテキスト エディターを開きます。
追加するクエリのスペル候補を入力します。 1 行に単語または語句を 1 つ入力します。
ファイルを .txt ファイルとして、 UTF-8 のエンコーディングで保存します。
クエリ候補ファイルを作成できたので、次の作業ではこのファイルを SharePoint Server にインポートします。
クエリ候補ファイルを SharePoint にインポートする方法
SharePoint 管理センターの [その他の機能] に移動し、Microsoft 365 の管理者権限を持つアカウントでサインインします。
[ 検索] で、[ 開く] を選択します。
[ クエリ候補の設定] を選択します。
[ 候補フレーズの言語 ] セクションで、クエリ候補の言語を選択します。 [ 常にフレーズの候補を表示 ] セクションで、 [ テキスト ファイルからインポート ] をクリックします。
![[テキスト ファイルからインポート] を選択します](../sharepointserver/media/otcsp_alwayssuggest.png)
[ フレーズを含むテキスト ファイル ] セクションで、[ ファイルの選択 ] を選択して、クエリ候補ファイルをインポートします。
[ OK ] を選択してから [ 設定の保存 ] を選択します。
![[設定の保存] のクリック](../sharepointserver/media/otcsp_savesettings.png)
重要
クエリ候補をインポートすると、既存のクエリ候補は上書きされます。 これまでにクエリ候補をインポートしたことがない場合は何も心配する必要がありません。 新しいファイルをインポートするときに、自動作成されたクエリ候補は上書きされません。 しかし、クエリ候補を追加でインポートする場合は、既存のクエリ候補ファイルをエクスポートして更新し、それから再インポートしてください。
クエリ候補ファイルを SharePoint Server にインポートする方法
サーバーの全体管理 -->Manage サービス アプリケーション -->Search Service Application -->Query Suggestions に移動します。
[ クエリ候補の設定 ] ページの [ 常にフレーズの候補を表示 ] セクションで、 [ テキスト ファイルからインポート ] を選択します。
[ クエリ候補用フレーズのインポート ] ページで、[ 参照 ] を選択して、クエリ候補ファイルをインポートします。
[ OK ] を選択してから [ 設定の保存 ] を選択します。
重要
クエリ候補をインポートすると、既存のクエリ候補は上書きされます。 これまでにクエリ候補をインポートしたことがない場合は何も心配する必要がありません。 新しいファイルをインポートするときに、自動作成されたクエリ候補は上書きされません。 しかし、クエリ候補を追加でインポートする場合は、既存のクエリ候補ファイルをエクスポートして更新し、それから再インポートしてください。
クエリ候補が機能していることを確認する方法
重要
クエリ候補ファイルをアップロードした後で、クエリ候補が表示されるまでに何時間かかかる場合があります。
クエリ候補が適切に機能していることを確認するには、検索ボックスに、クエリ候補ファイルのフレーズの 2 文字を入力します。 クエリ候補が検索ボックスの下に表示されます。
